旧三福不動産|小田原市にある不動産&リノベーションの会社

旧三福不動産のリノベ手帖【造作キッチン編】

《キッチン》は毎日のごはん作りの舞台であることはもちろん、趣味のスペースになったり、家族と一緒にお料理をすることでだんらんの空間になったりと、暮らしの中では欠かせない中心的な存在。その分みなさんこだわりたいポイントが盛りだくさんです。
リノベの打ち合わせでは、リビングにいる家族の様子を見ながらお料理したい!、お料理しながらお友達とホームパーティーをしたい!など、施主さまの調理+αのご要望に合わせて作業台の向きやサイズ、設備などをコーディネートしていきます。
今回は旧三福不動産のリノベーション事例のなかから、メーカーの既製品ではなく施主さまの憧れやこだわりをたくさん詰め込んだ《オーダーメイドの造作キッチン》をご紹介します。
 

ケース1 〜タイルの天板がとびきりキュートなアイランドキッチン〜

 


 
お料理好きな施主さまのための、アイランドキッチンの事例です。
一際目を惹くこちらのキッチン天板は、爽やかなスカイブルーのタイル貼り!天板一つとっても、ステンレス、人工大理石、セラミックなど仕上げ材は様々ありますが、タイル貼りの天板はまず既製品キッチンでは用意がありません。また、幅の広い輸入品のシンクは陶器でできており、汚れを落としやすくお手入れが簡単なのでメンテナンス性もばっちりです。
このキッチンの一番のこだわりはコンロ台。お料理によって火力の違うIHコンロとガスコンロを使い分けたいとのご要望に沿い、IH、ガスそれぞれ2口ずつのコンロ台を取り付けました。シンクもコンロ台も、タイルのデザインもコンセントの位置だって、全て自分の望みを叶えられるのがオーダーメイドの一番の強みです。

 
引用▶[戸建]どこまでも猫ちゃんファーストな、傘職人の工房と住まい
 
 

ケース2 〜魅せる収納で自分らしさを演出できるL型キッチン〜

 

 
調理器具は仕舞い込んでキッチン周りはスッキリ綺麗に見せたい派と、あえての見せる収納で生活感のある個性的な空間にしたい派、それぞれいらっしゃると思います。こちらの物件の施主さまは後者。作業台は極力シンプルに、収納棚は全てオープンとしました。オープン棚には好きなカゴを置いて収納したり、お気に入りのカップやお鍋を並べたり…作業台を作り込み過ぎていない分、施主さまの収納次第で雰囲気がこれからも変化していく、おうちと一緒に育っていくようなキッチンになりました。
コンロ前の壁はキッチンパネルではなく、施主さまお気に入りのランダムカラーのランタンタイル貼りにすることで空間のアクセントに。
このようなオープン棚のみのキッチンは、引き出しや扉などがない分造作キッチンの中でも比較的リーズナブルな費用での設置が可能です。

 
引用▶[戸建]リビング階段が空間を優しくつなぐ、見通しのいいLDK
 
 

ケース3 〜空間と調和したシックなアイランドキッチン〜

 


 
こちらの事例は古民家を改修したLDKの空間に馴染んだ、シックな雰囲気のキッチンです。
落ち着いた深い色合いがお好きな施主さまのご希望に添い、天井や床のフローリングと色味を合わせて着色したキッチンはまるで造り付け家具のよう。天板以外は全て木製で、長く使うとより色が馴染んでいきます。
ブラックのレンジフードや食洗機など設備にもこだわって、LDKの雰囲気からも浮かずに使い勝手も良い、いいとこ取りのキッチンができました。

 
引用▶[戸建]広くなったリビングと、猫たちの遊ぶキャットウォークと
  
 

ケース4 〜ゲストもびっくり、おもてなし重視のii型キッチン〜

 


 
お友達を呼んでホームパーティーをするのがお好きな施主さまのための、ii型キッチンの事例です。
こちらのおうちでは、壁付のキッチンとは別に広いワークトップのアイランド型の作業台兼カウンターを作る事で、施主さまが得意料理を披露しながら対面にはゲストが座ってお食事を楽しめるように。作業台には何かと便利なミニシンクも付けていますが、使わないときは蓋を被せて段差をなくせばお料理をたくさん並べられるので、使い勝手も◎。ゲストに褒められる施主さまの理想のキッチンができました。

 
引用▶[戸建]この梁は本物のヴィンテージ。ゲストの集う明るいリビング
 
 

ケース5 〜ステージから家族を見守る、子育て世代のアイランドキッチン〜

 

 
こちらは元々壁付だったキッチンを移動しアイランドキッチンとしたマンションリノベの事例です。
実はマンションは戸建住宅と比べて床下が浅いため配管スペースに制限があり、床の高さを変えずにキッチンの位置を移動するのは難しいんです。ただこの物件は、キッチンの位置変更により床高が変わることを前向きに捉えました。
一見不便なように思えますが、キッチンスペースのみステージのように上がっているのでお料理をしながらLDK全体を見渡せ、お子さまの様子を眺めながらの調理が可能に。
また床の高さにプラスして、腰壁をアイランドの天板よりあえて高くしたことで、廊下やダイニングからは調理スペースの手元ほとんどが死角に。多少散らかっていたって突然の来客があってもOK。アイランドキッチンはダイニングに丸見えない分いつでも綺麗にしてないと…とプレッシャーに感じる方や毎日忙しい子育て世代にオススメのキッチンになりました。

 
引用▶[マンション]風も光も通りぬける、家族で暮らす大きなワンルーム
 
 
5つの事例を見てみて造作キッチンが気になってきた皆さん、ぜひあなたのキッチンのこだわりポイントを教えてください。一緒にイチからキッチンをデザインしましょう。
 
 
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旧三福不動産のリノベ手帖【室内窓編】