旧三福不動産|小田原市にある不動産&リノベーションの会社

[戸建]どこまでも猫ちゃんファーストな、傘職人の工房と住まい

旧店舗兼住居の建物が、4匹の猫ちゃんと暮らす傘職人の施主さまご夫妻の工房兼住居に生まれ変わりました。LDKをぐるっと囲むキャットウォークや猫用ドアも完備した、猫ちゃんも暮らしやすい古民家リノベーションの事例です。
 

リノベーション後

 
 

リノベーション前


 
 

間取り


 
>>もともとこんな物件でした
以前は店舗兼住居の物件でその後住居専用にリフォームをしていたため、1階部分は現代風の洋室でしたが2階部分は和室の続き間が残り、内装がちぐはぐした印象でした。ただ築年数が60年を超えるため柱や梁が美しい飴色に経年変化しており、その風合いを生かしたリノベーションをすることで魅力的な物件になるイメージが湧きました。
 
 
>>こんなオーダーをいただいていました
猫を4匹飼われている施主さま。4匹みんなと楽しく暮らせる空間にしたいとのご要望をいただいていました。奥さまは傘職人のため、作業に集中できて使い勝手の良い工房を作ることもご希望されていました。
 
 
>>こんなおうちになりました
古民家の雰囲気を活かしながらも、施主さま・猫ちゃんの暮らしやすい住まいとなりました。
猫ちゃんの動線計画は施主さま、設計士、職人とで熟考。既存の古い梁を活用したキャットウォークに登るためのキャットステップを2箇所設置し、LDKをぐるっと一周できる回遊動線としました。
また、ケンカを始めてしまう猫ちゃんや一匹が病気になってしまった時に備えて、旧物入れを改装した猫ちゃん専用隔離部屋も完備。格子扉の中には猫ちゃんトイレ用の小型換気扇も備え付けるほどに、暮らしやすさを徹底しました。

商店街の中にある当建物。お隣さんが隣接して建っており、以前は日中も陽があまり入りませんでした。そのため大きなトップライト(天窓)を大胆に3箇所設置。通常トップライトは直射日光を避け北側屋根面に取り付けますが、今回はあえて南面に取り付けることで猫ちゃんがキャットウォークの上で日向ぼっこを楽しめるようになりました。

キッチンは施主さまご希望のアイランド型のオーダーメイドのキッチン。扉板には木目が美しいナラの突き板、天板には爽やかなライトブルーのタイルを貼りました。IHコンロとガスコンロ両方を並べた4口コンロも、施主さまのこだわりに寄り添って設計できるオーダーメイドならでは。
作業台本体は奥行きを大きくとることで対面にはカウンター席を設けることができ、施主さまご夫婦が二人並んで朝食などを楽しめる空間になりました。

1階は道路に面するエリアを土間にしてインナーガレージ、その奥に2部屋の工房を設けました。工房1はこじんまりとしたサイズ感ながら、3つのすべり出し窓を開けると広い土間スペースと繋がるため、1階全体に一体感も生まれます。
すべり出し窓も含め天井まである大きな玄関引戸や土間の4枚引戸など、室内全ての建具が家具職人による無垢の木製。もともとの建物の柱、梁と同じようにこれからの経年変化が楽しみです。


 
 
>>こんなふうに暮らしています
以前はリビングなど生活の場の中で傘づくりの作業をしていたという施主さま。今回の工事で工房と生活とをしっかり分けることができ、お仕事に集中できるようになったそうです。
また、天窓をつけたことでLDKにたくさん日差しが注ぐようになり、猫ちゃんと日向ぼっこを楽しんでおられるそう。
建築当初から使われていた古い木製枠の窓はもともと施主さまが気に入られていたためそのまま残しながら、その木製枠の窓に合うような内装コーディネートをご提案したことも喜んでいただけました。
 
 
>>施主さまより、こんなお声をいただきました
「家の工事が初めてのことだったので分からないことだらけで不安でしたが、提案もしてもらいながら相談できたので安心できました。」
 
 
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