見てくれよみんな、この倉庫なんだけどよ。

まずは外から紹介するけど、この倉庫手前のコンクリ部分は奥行き約9m、幅約7mもあるから車4台は置けるこの広さ。屋根のある下屋部分も約6.3mくらいあるから、雨の時にここで作業できたりもするんだ。

車、バイク、趣味にはもってこいだ。倉庫を改装してレストランにするんならここは客席にしてもいいし、キッチンカーだって入るぜ。

早速、中に入っていこう。

っと、その前にこのシャッターは幅3メートル、高さ2.6メートルもあるんだ。この間口の広さがまたいろんな可能性を広げてくれる。

これが1階部分だ。みんな、ちょっと待ってくれ！まだ画面を閉じるのは早いぞ！この家財は引渡しまでにちゃんと売主が撤去してくれるから安心してくれ。中身は何もない状態になることを前提に妄想することをオススメする。

元々は水産屋が使っていたのか、奥が二つの部屋に分かれていて右が冷凍庫、左が機械室になっている。この冷凍庫は壁が分厚くて、とびきりの個室感を出してくれる。分厚いドアが守ってくれるから大事なものはここにしまって置ける。レストランならここを個室にするなんてのも面白いんじゃないか。

 

これが冷凍庫の内部。

こっちが機械室だ。（冷凍設備のみ残置）

せっかく来たんだし、2階も見てってくれよ。

どうだ、かっこいいだろ。俺のお気に入りはこの2階の屋根を支えるぶっとい鉄骨だ。もう一度言っておくが、家財は撤去されるから安心してくれ！

手前側と奥側は高低差があって、階段4段分の段差がある。

奥側はこんなかんじになってる。2階は約100㎡の一つの空間だから、これだけ広さがあればなんでもできそうだろ？

そうそう、この間いいこと思いついて、この倉庫をいっそのことリノベーションして住居にしてもいいんじゃないかってね。それでネットサーフィンしてたら、こんな記事を見つけて、舞い上がったもんだ。

「鉄骨の梁が空間を引き締める、インダストリアルな雰囲気のガレージハウス」

そりゃ金がかかるのは当たり前なんだけど、倉庫に住むって男のロマンだぜ。昔から、秘密基地には憧れてたんだよなぁ。

そろそろ話をまとめておこうか。

このでっかい倉庫、もちろん同じように倉庫として使ってもいいし、車ガレージ、バイクガレージならそんなに金かけずに自分だけのガレージが持てる。なんかでもこの空間見てると、ここでレストランとかカフェとか飲食店になってたら、かっこいい空間になりそうだなってのは直感でわかるぜ。

あとはここを住まいにするって猛者がいるなら、俺は協力を惜しまないぜ。まずはお前がどんな理想を持っているのか俺に話してくれ。話はそっからだ。

 

［文・日高］

 

▼こういう古民家をリノベするのもいいよなぁ〜。

小道の先に、静かな古民家