6帖の和室と、まるで“ここでお店でもやったらどう？”と言っているかのような玄関の横の小さなサービスルーム。絵本に出てくるおうちみたいなこの建物を見て思い浮かんだのは、お洋服や雑貨、アクセサリーなどの作家さんのためのアトリエ兼ショップでした。このこじんまりしたお店で大きな夢の一歩を踏み出してもらえたら素敵だな、って。

緑の屋根の小さな平屋。実は大正時代の建物。

これまでも、旧三福不動産ではgunungさんの「toko gunung」やgamin&gamineさんの「gamin&gamine closet」などアトリエ兼ショップのオープンをお手伝いさせていただいたことがあるんです。普段はもくもくと制作をする場でありながら、週に何回か、もしくは企画の時にだけ一角をショップとして開く…そんなイメージです。

和室部分はアトリエスペース、手前のサービスルームをショップと使い分けられるつくりです。基本的には工事やDIYはNGですが、照明や什器などのインテリアで借主さんならではのカラーを出してほしい！

玄関の引き戸をガラリと開けると昔ながらの土間が。

玄関につくられた小さな飾り棚。商品を飾れそう。

サービスルーム。中央の壁の向こうが玄関。

サービスルームを別の角度から。3帖くらいの広さがあります。

左手が玄関とサービスルーム。

茶色のドアはトイレ、左手は小さなキッチンとお風呂場。

キッチンとお風呂場。

ここは立地もちょっと面白いんです。この物件があるのは御幸の浜海岸へのメインストリート。歩いて3分で海岸へ出られます。手を動かすのに疲れたら、ちょっとお散歩して海を見に行けば何かインスピレーションが湧いてくるかも…？

国道1号線とかまぼこ通りに挟まれて、物件の向かいは間中病院。駅前のような賑わいではありませんが、地元の方も観光客の人たちも通るような場所です。周囲にはコインパーキングが多いので、お客さまへの案内もしやすいはず。

この道路を奥へ進んでいくと御幸の浜！

この海のそばの小さなアトリエで、思いの込められた作品がたくさん生まれていったらいいな。もちろん、事務所やお教室、テイクアウトのお店などなどアトリエ以外の使い方もぜひご相談ください！

［文・寺田］

▼小さな店舗物件と言えばこんなスナックの居抜きも。

にぎわい始めたエリアに、お隣同士で同時募集。青と赤のふたつの店舗