[店舗]ワイン好きによるワイン好きのためのバー『Quindici del Mare(クインディチ デル マーレ)』
小田原市本町 宮小路のエリアにワインバー兼ワインショップの『Quindici del Mare(クインディチ デル マーレ)』がオープンしました。ウォークインワインセラーでのワイン選びも楽しめる、飲食店店舗工事の事例です。
完成後
工事前
>>もともとこんな物件でした
小田原で古くから栄える飲食店エリア 宮小路にある元テーラー(お洋服の仕立屋さん)の物件でした。小田原駅からは少し離れますが、近年は弊社で仲介や施工をお手伝いしたcafe EVERGREENや、NonFlagなどの飲食店やショップが続々とオープンしているエリアです。
建物自体は築年数が経っていましたが、入り口は間口いっぱいに開く4枚ガラス戸の路面店のため、通行人が道路から店舗の中を見通すことができ、地域に開かれたお店づくりができそうな印象でした。
>>こんなオーダーをいただいていました
ワインバーでありながらワインショップとしての営業もしたいため、ウォークインのワインセラーやテイスティング用のカウンターをつくりたいとのご要望を伺っていました。また、壁は合板の木目をそのまま生かすなどあまりつくり込み過ぎず、ラフで明るい雰囲気のお店づくりがご希望でした。
>>こんなお店になりました
日が暮れてくると宮小路の街の中で一際目を惹く、カジュアルなワインバーが完成しました。
入り口のガラス戸を引き店内へ入るとまず目に入る室内窓からは、店主さまこだわりのワインセラーを覗くことができます。ウォークインのワインセラーは24時間温度管理ができ、ワインボトルを最大で約700本収納することが可能に。
極力シンプルな作りに仕上げた店内で、客席部分はカウンタ−席が6席+テイスティング用のハイカウンターのみ。店主さまがお客さまおひとりおひとりとしっかりと向き合ってワインを振る舞えるのも、このこぢんまりとしたサイズ感のお店ならではです。
壁と天井はカジュアルな雰囲気を演出するために木目が濃い針葉樹の合板を貼った上で、一部を淡いグレーに塗装してメリハリを持たせました。そこをキャンバスとして描かれたワインボトルやグラスのイラストは、店主さまのご友人の直筆。遊び心のある唯一無二の空間が完成しました。
>>こんなふうに営業されています
場所柄もあり工事中から街のたくさんの方に何のお店になるの?とよく聞かれていたこともあってか、オープン当初からワインのお店としての認知度が高く、たくさんのお客さまが来店されているそう。
カウンター席を店主さまとちょうど目線が交わる高さに設計したことに加え、厨房エリアと客席エリアとの間に間仕切り壁を一切設けていないため、店内は一体感のある雰囲気となっています。そのため店主さまとお客さま、また初めて来たお客さま同士でもお話がはずむようで、ワインについての会話を楽しみながら営業されています。
オープン後もネオンサインの看板を設置したりイラストを追加したりと、店内の装飾は日々進化しているよう。
また、現在はバーとしての営業が中心となっていますが、今後はワインショップとしての営業にも力を入れていくそうです。
>>店主さまより、こんなお声をいただきました
「知人の紹介で旧三福不動産さんに伺ったときに、一番最初にご紹介いただいた物件が気に入り、御社に決めました。 (店舗工事も一貫して行なっているので、)施工会社を別で探す必要がなかったのもよかったです。
引き渡し後にはSNSなどで当店をご紹介、拡散いただいたおかげでたくさんの方にお越しいただけて助かっています。」
■Quindici del Mare(クインディチ デル マーレ)
住所)小田原市本町2-13-12
営業時間)15:00-19:00(慣らし営業)
定休日)火・水曜日
Instagram)@osteria15[メインアカウント]
@odawara15[メニュー用アカウント]
▼「Quindici del Mare(クインディチ デル マーレ)」オープンまでの関連記事です。合わせてご覧ください。