4月下旬、メンバー4人で長野へ研修旅行へ行ってきました！
あっちこっち行って濃かった2日間。すてきな場所ばかりで、ぜひ皆さんにもお伝えしたくてレポートにまとめました。長野へ旅行される際の参考になれば幸いです。広報の寺田が担当します。
　
旧三福不動産は今年から研修を増やそう、という方針です。研修に行く目的は、「見聞を広めて刺激を受けること」、「面白い事例から自分たちに活かせるヒントを見つけること」、そして「楽しむこと」。仕事をする仲間と一緒に同じものをたくさん見て、感じて、話した2日間。距離が縮まった気もするし、お互いのことをまたちょっと知れた気もするし、よい旅になりました。
　
　
最初の目的地は、諏訪です！
取り壊す古民家から古材や家具、雑貨などをレスキュー（引き取り）して再生するリサイクルショップ『リビルディングセンタージャパン』（以下、リビセン）へお邪魔しました。
レトロな商品たちがずらりと並ぶ店内は、古くてすてきなものには目がない旧三福的には、いつまでも見ていられる夢の国（笑）。会社や自宅で使うものをしっかりお買い物しちゃいました。
もちろん、学びになることもたくさんありました。リビセンは、いろいろなところに“こんなところにレスキューに行ってきました”とか“この商品はこんな思いでつくりました”みたいな張り紙がしてあります。それが決して押し付けがましくなく、おしゃれなデザインやかわいらしい手書き文字が使われていて、“なぜこれをしているのか”がすっと伝わってくるのです。そして、店内や併設されているカフェが、ちゃんとかっこいい。レスキューしてきたものをただ並べてそれが売れればいい、ってことではなくて、彼らが掲げる理念“Rebuild New Culture”がお店ごと体現されていました。古くてもまだ使える、というだけじゃ誰も喜んでは使わない。古いからこそかっこいい、古いからこそ気持ちいい、だから価値があるよね、ってことをしっかり見せて、伝えていることにわたしは感動しました。リビセンの活動をまとめた冊子に「デザインは世界をよくできる」って書いてあったんですが、それをじわりと感じる空間でした。
　

　
さて、日が暮れる前に松本へ。今日のお宿は、元旅館の建物をリノベーションした、『tabi-shiro』。リビセンの代表である東野（あずの）さんがデザインされ、オーナーさんがお友だちとDIYでリノベしたゲストハウスです。いろいろなところに古材や古道具が使われていて、とってもおしゃれ！古材ってどうしてこうも落ち着くのか…。ラウンジにはバーが併設されていて、夜にはご近所の方と海外からのゲストの方が英語で盛り上がっていました。
　

　
荷物を置いたら、さっそくまちへ繰り出します。松本は古くてすてきな建物が状態良く残っているので、あっちこっち見てお散歩しながら、ブックカフェ『栞日』（しおりび）を目指します。ここも、商店街のなかにあるリノベーションされた建物。アンティークな家具、ちょっと暗めの照明、他では見たことのない本たち…空間のすてきさに意志がある、というか、凛としているけど包容力のある場所です。
　

お楽しみの晩ごはんは、tabi-shiroさんでおすすめしてもらった『The Source Diner』で！何を食べても美味しすぎるうえに、おすすめしていただいたビールもバラエティに富んでいていて食事に合う…。食いしんぼうさんもお酒好きさんも絶対に楽しめるお店です。
　
夜はまだまだこれから。お食事のあとは、松本のマップを見て気になっていた“昭和レトロなゲイバァ”『1ジュ』（ワンジュ）で二次会。オーナーのかずきさんの話術とさりげない気遣いがすごい♡聞くと、元ホテルマンだそう。全員すっかりファンになってしまいました。
　

　
松本はプライベートでも絶対また行きたい場所。それぞれのお店ですてきな出会い（人やモノや食べ物との）が必ずあって、そうするとまた来たくなる。小田原もそういうまちになるように、人と建物をつなげていかねば、と思いました。
　
大充実の1日目でした。2日目は後編に続きます。

▼前編に登場したお店
《リビルディングセンタージャパン》
長野県諏訪市小和田3-8
定休日：水曜日・木曜日
営業時間：11:00～18:00
WEBサイトはこちら

《tabi-shiro》
長野県松本市城西1-3-6
WEBサイトはこちら

《The Source Dinner》
長野県松本市大手4-8-17
定休日：木曜日・日曜はランチのみ
営業時間: 11:30〜14:30／18:00〜22:00
WEBサイトはこちら

《昭和酒バァ 1ジュ》
長野県松本市大手4丁目6-19
定休日：月曜日
営業時間：FBページでご確認ください
FBページはこちら