趣のある古民家を思いっきり自分好みにリノベーションして、ゆったりスローライフを送りたい。
そんな方におすすめの古民家平屋に出会いました！

緑の多いお庭を抜けた先に、素敵な玄関がお目見え。
どうですかこの玄関構え…!繊細で洗練された意匠で数寄屋造りのような雰囲気。もうこの時点で、良い古民家だぞって匂いがぷんぷんしてる。

では中に入ってみましょう。

みなさん気づいていますよね。このお家の残置物の量に。
この物件、これら残置物の処分費はすべて買主負担とのこと。どおりでこの売買金額なわけだ。

でもこの処分しなきゃな家財たち、よくよくみるとなんだかレトロで愛おしいもので溢れてる…!

前の持ち主さんが大事に使っていた家具や食器で気に入ったものがあれば頂いて、それでもありあまるレトログッズを並べたら、ご近所さん向けに古民家平屋の蚤の市が開けそう!

＊＊＊＊＊

さて、ここからはリノベの話を始めましょう。
400万円のこの古民家平屋を購入して、思いっきり自分好みにリノベーションするとしたらあなたならどうする？一緒に妄想していきましょう。

それじゃあ最初に、どこを残したいか考えます。
私なら趣ある玄関はそのまま使いたいし、飴色に経年変化した板張りの縁側もあえてそのまま残したい！ここでごろんとうたた寝したいなあ…

次に考えるのは水回り。やっぱりお風呂は綺麗にしたいし、室内洗濯機置き場は当たり前に作らなきゃ。
欲を言えばガス乾燥機も室内干しエリアも欲しい！

キッチン室は今でも十分立派なサイズだけど、やっぱりリビングダイニングと同じ空間で家族とお話しながらお料理したいなあ。
お部屋の真ん中の6畳と8畳の続き間はひとつの空間にして広いダイニングキッチンにするのはどうでしょう！

庭いじりが好きな方は、庭仕事をしてそのままひと休みできるような土間リビングがあったら使いやすいかも。
そうそう、前にイメージスケッチを描いたこんな感じに。

あとはワークスペースとか、ファミリークロゼットとか、暮らしやすい工夫をぎゅっと詰め込んだら、こんなおうちが完成！

なんだかわくわくしてきませんか？これはあくまでもリノベするならの一案に過ぎません。
ぜひぜひ、あなたの理想をぜんぶ教えてください！

あと、ちょっとだけお金の話をさせてください。

この築年数の建物にがっつりお金をかけるならリノベ費用に2,000万円はみたいところ。物件価格が400万円だから諸経費など考えると、総額はだいたい2,500万円というところでしょうか。

2500万円を住宅ローン組んだら、月々の返済は約6.6万円（※1）。月々この金額で理想のリノベ済みの平屋が手に入れられるっていい買い物な気がします！

※1　金融機関 さがみ信用金庫、融資限度額2,500万円、借入期間35年、金利0.59%（変動）、ボーナス返済なし、元利均等方式にて計算。

 

＊＊＊＊＊

最後にネックポイント。
ここは旗竿地で道路に接する間口は2mだから、車を敷地内に停めるのはなかなか至難の業かも。軽自動車なら頑張れば入るみたい。
内見の時にチャレンジしてみてください！

＊＊＊＊＊

このおうち、実は伊豆箱根鉄道大雄山線「塚原駅」から徒歩5分の駅近物件。駅からおうちまでは狩川にかかる橋を渡って帰ります。川のせせらぎがとっても気持ちいい。

のどかなエリアで夢の古民家リノベ。一緒に叶えてみませんか？

[文・土屋]

▼こちらにもリノベ素材にうってつけな古民家。

元桶屋のレトロな住居兼店舗