四季とりどりのお野菜やフルーツが収穫できる菜園があって、おうちの中にいても小鳥のさえずりとさわやかな風を感じられる。緑に優しく包まれて土がすぐそばにある、まるで絵本のような暮らし。そんな日々って、おだやかで豊かですごくすごく幸せなんじゃないだろうか。

おうちの目の前が畑！

健やかなグリーンに癒やされます。

400㎡ほどの畑と、2LDKのこじんまりした戸建。前所有者さんが大切に耕してきた畑は玉ねぎやじゃがいも、大根などのお野菜がすくすくと育ち、みかんや柚子、ニューサマーオレンジなどの柑橘やブルーベリー、梅ほか多種多様な果樹に囲まれています。ついこの間も玉ねぎとじゃがいもがたっぷり取れて、いろいろな方におすそ分けしたところです。

ゆるい傾斜のついた土地で陽当りも良好。真ん中に畑、それを果樹園がぐるりと囲みます。

家族で耕すのにちょうどいいサイズ感。

おうちは2007年築で室内はまだまだきれいです。前所有者さんは別荘として使われていたので、使用感はそこまで強くない状態。壁紙を交換したほうが気持ちよさそうではありますが、おおらかな方ならクリーニングだけで使うこともできると思います。
スキップフロアになっていて、玄関・LDK・ウッドデッキ→洗面所・トイレ→洋室×2・バルコニー→ロフトという4層構造。建坪こそ23.60㎡とコンパクトですが室内に入ってしまえばもう少しゆったり感じます。

LDK。右手は掃き出し窓でつながるウッドデッキです。

LDKを逆側から。

中2階には洗面室、バスルーム、トイレが。

6.2帖の洋室。

5.3帖の洋室。

洋室と同じフロアにはバルコニーがあり、こんな気持ちのいい眺望が見えます！

ロフト。窓もあり、人が眠れるくらいの広さです。

物件があるのは南足柄市塚原。1970年代に開発された「グリーンヒル南足柄分譲地」の一角です。伊豆や軽井沢の別荘地のようなのどかなムードで、実際に別荘もとても多いエリア。東京駅を起点とすると首都高速と東名高速道路を使って約90分。ドライブがてら通える距離です。
別荘地らしく市街地からは離れるので多少不便はありますが、近隣には一般住居として生活していらっしゃる方も多くいますのでライフスタイルによっては住まいとしても充分暮らせます。

「小さな畑のできるおうちを探しているんです」というご希望、とてもよくいただきます。でも畑ができるほど広いお庭のある物件って実はなかなかなくて…。ピンと来た方、ぜひ見にいらしてください。豊かな暮らしがイメージできたら、きっとここはあなたの大切な場所になるはずです。

［文・寺田］

▼同じく南足柄にリノベで見違えそうな味のある古民家平屋あります。

わかる人にはわかる。リノベで活かしたい平屋の古民家