ここ数年で新しいお店のオープンが相次いで、年々にぎやかになってきている青物町・宮小路。
カフェやワインバー、牛たんやステーキのお店などの飲食店のほか、アパレルのセレクトショップや雑貨店など魅力的でユニークなお店が集まってきて、最近では“この辺りにお店を出したいんです”という方々も増えてきた注目のエリアです（この物件のご近所「三河屋商店」さんをインタビューしたこちらの記事もあわせてどうぞ）。

楽しくなってきたこの場所に、新たな飲食店舗物件が出ました！青物町商店街の路面にあり、これまでふぐ屋さんや韓国料理屋さん、焼肉屋さんなどが入っていた和風のたたずまいの居抜きのお店です。

のれんをくぐって「いらっしゃい！」なんて言われたくなる味のある雰囲気。

アーケードのある商店街のなか。はす向かいは「牛たん 満月」さん。

店内は間口の面構えからはちょっと想像できないくらい奥に長〜いうなぎの寝床状の間取り。
手前がカウンター（テーブル席も作れそう）、中ほどのオープンな厨房の前を通ると奥に続き間のお座敷がある、というつくりになっています。おそらく全体で最大30席ほど確保できていたんじゃないかな、という広さ。
この内装を活かすなら、居酒屋さん、焼き鳥屋さん、とんかつ屋さん…おにぎりや和カフェみたいな軽食もアリなのかも？？
※厨房設備は残置物です。

厨房から入店したお客さんの様子がよくわかる、見通しの良い配置。

カウンターの奥側から。

廊下と厨房

厨房内。厨房設備は残置物です。

廊下をはさんで厨房の向かいには男女別にお手洗いがあります。

お店の奥には二間続きのお座敷があります。ふたつのお部屋はどちらも板の間。

お座敷を奥から。引き戸でふたつに仕切れます。

駅からは徒歩15分ほどと少し離れていますが、そのぶん駅前エリアよりもチャレンジしやすいお家賃です。だからこそ、このあたりには熱意ある若い店主さんたちが集まって来られるのだと思います。
特にこのエリアは、仲良くなった店舗さん同士がイベントでコラボされたりディープに情報交換されていたりして、新規出店をする方は意欲があればあるほどいい刺激をたくさん得られると思います。

ここ数年、小田原には情熱も腕もあって本当においしいものを提供されるお店が増えてきました。夢を持った未来のオーナーシェフさん、あなたもここでスタートしてみませんか。

［文・寺田］

▼やっぱり駅前に惹かれちゃう…という方には小田原のお隣「鴨宮駅」の駅前はいかが？

目と鼻の先、ってこういうこと