[賃貸]転居で空き家になった住居を現況で貸して、店舗兼住居へ
所有している不動産をどうしよう、と考えるとき「住居だった建物を店舗として賃貸する」というのも選択肢のひとつです。店舗物件は需要に対して供給が少なく常に人気のため、立地や雰囲気が気に入れば元住居でも借り手がつくのです。思い出のある住居が愛されるお店に生まれ変わることを喜ばれるオーナーさまもいらっしゃいます。今回は、実際に空き家が店舗兼住居物件になった事例を見てみましょう。
こんな物件でした
[種別]戸建住居を店舗兼住居として賃貸
[場所]小田原市内
[建物]築年不詳 木造2階建の住居
[ご相談の理由]転居により空き家になった元自宅を店舗兼住居として賃貸したい
商店街のなかにあるこじんまりした2階建の住居。長年オーナーさまがお住まいでしたが、転居により空き家になったことを機に賃貸したいというご相談をいただきました。現状は住居のつくりの建物ですが、オーナーさまのご希望は店舗兼住居として再生し活用すること。愛着のある地域にお店が増えることでにぎわいを生み出したい、という思いをお持ちでした。人気の店舗物件のなかでもランニングコストを抑えられる店舗兼住居は特に好まれるため、開業希望の方へ積極的におすすめしていくことに。
このご相談のように、住居として使われていた建物でも実は店舗として利用したい方へ貸すことが可能です。これまでも、住居らしい佇まいを気に入ってその雰囲気を活かした店舗をオープンしたり、住居だった頃の面影がなくなるほど大幅な工事で店舗として作り込んだり、元住居を店舗や店舗兼住居として再生した事例が弊社では多くあります。
店舗物件の賃貸にあたっては、大家さんのメリットと言えるポイントも少なくありません。住居物件の場合は賃貸の前に損傷や汚れのある箇所をオーナーさまご負担で修繕や交換をしておく必要がありますが、店舗物件では水道やガスなどライフラインを除けばほとんどの工事は入居者が行います。ごく一般的な住居でも、店舗物件として貸すのならオーナーさまは現状のまま貸せばいいので金銭的な負担は少なく済むことが多いです。さらに住居に比べて店舗のほうが家賃を高く設定できる場合がある、入居期間が長くなる傾向にある、など店舗物件ならではの魅力があります。
今回の物件には飲食店開業を希望する方が入居することに。住居から店舗への変更は大規模な工事を伴いましたが、基本的には入居者さまが工事費用を負担されました。長く暮らした自宅がまちに開かれてまた別の形で愛されるということをオーナーさまはとても楽しみにされています。
住居が店舗になった事例をほかにもご紹介しています。併せてご参照ください。
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店舗物件には需要があります。あなたの所有する住居ももしかしたら店舗として使いたいという方が現れるかも?ただ住居として貸すのは面白くないな、費用負担を少なく賃貸したいな、家賃を高く設定できる方法はないかな…そんなお考えがあれば「住居を店舗に」という方法もぜひご検討ください。
まだどうするか決めかねている、という方もまずはお気軽にご相談ください(ご希望のない限り、ご相談後にこちらから営業のお電話などはいたしません)。
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