上司が、隣の席で「こりゃ壮大だ…」とブツブツつぶやきながら間取図を作成していました。
その超大作が上記の間取図です。元お米屋さん 兼 住居 兼 書道教室の、奥に長〜〜〜い敷地です。

建物は母屋と離れに別れていて、母屋にはガレージと住居が、離れには倉庫と書道教室だったスペースがあります。
ちょっと変わった間取りのこのおうち。普通の住居としては持て余しちゃいそうですが、「ひとワザある人」ならむしろうまい具合に使いこなしてもらえそうな気がするのです。

まずは住居部分の母屋から見ていきましょ。
建築年は1971年だからそろそろ築50年。古民家と言えなくはない築年数です。
たしかに古いのは間違いないけれど、キラリとひかる、もしくは磨くとひかりそうなポイントがあちこちにあるんだよなぁ。

▼母屋：1F

▼母屋：2F

続きまして、倉庫＋元教室の離れ部分。この空間こそがこの物件の面白いところ、「ひとワザある人」に使ってほしい理由です。

▼離れ：1F

元教室部分を作業場にして倉庫部分には資材を置く、なんて使い方だと職人さんや大きな作品をつくる作家さんにピッタリ。教室部分は広いので、工房として使いながら時々ワークショップ、みたいな使い方も楽しそう。
絵画教室とか英会話教室をしてもいいし、倉庫部分はバイクや自転車のメカニックスペースとしても使えます。
ちなみにこの建物は扇町商店街のなかにあって、人やトラックなどの出入りが日常的にあるエリア。閑静な住宅街ではないので、多少の作業の音などはあまり気にしなくてもよさそうです。

▼離れ：2F
そして、なんとこの教室の2階部分には6畳と8畳の続き間とキッチン、風呂・トイレ・洗面の3点ユニットがあるんです。え…ここだけで住める…！比較的新しいので、ここはリフォームせずクリーニングだけでもいいかも。お弟子さんや従業員さんの住まいとして提供する？留学生を受け入れる？この場を活かしてユニークな共同生活ができるかも。

いやはや、こんな個性派の物件ってあまり出会えません。部屋数のある住居、広い作業場、背の高い倉庫…広く一般ウケする建物ではないけど、この物件じゃなきゃ！！って人がきっといるはず。ビビっと来た方、ぜひご一報を！

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使い方はあなた次第？！200㎡超えの店舗付古民家。