旧三福不動産|小田原市にある不動産&リノベーションの会社

旧三福不動産のリノベ手帖【タイル編】

 
こんにちは、工事担当のつちやです。みなさんタイルはお好きですか?わたしは大好きです。
昭和レトロなモザイクタイルも可愛いし、テラコッタなど海外のタイルもおしゃれで可愛い。キッチンや洗面台など水回りのお手入れの手軽さのため、というのももちろんあるけれど、それ以上に空間に個性を生む、そのお部屋の顔になれる内装のキーアイテムだなあと思います。今回は旧三福不動産で工事をしたおうちの事例を、タイルに焦点を当ててご紹介!
リノベするならこんなタイルを使いたいなあ、など、みなさんの家づくりの参考になったら嬉しいです。
 
 

ケース1 〜爽やかタイルのキッチン〜 品番:KYタイル BE-200

マンションをリノベーションしたこちらのおうちは、長方形のタイルをレンガのようにずらして貼っていきました。淡いブルーグレーの色合いはフローリングや珪藻土の壁とも相性が良く、お部屋をより爽やかに見せてくれます。
オーダーメイドのキッチンではなくこのようなメーカー既製品を選んだとしても、壁を既製品のキッチンパネルからタイルに変更するだけで、一気に印象が変わり楽しいキッチンになってくれました。
 
 

ケース2 〜カフェ風タイルのキッチン〜 品番:サンワカンパニー TL95011

こちらもケース1のように長方形のタイルをずらしながら貼っています。
ここではタイルの目地の色にご注目ください。先ほどのケース1はグレーの目地にブルーグレーのタイルを合わせることでキッチンがふんわり淡い印象になりました。しかしこちらは同じグレーの目地でもタイルが真っ白なため、タイルの輪郭がパリッと際立ち、キッチン全体のアクセントになっています。壁紙と同じ色のタイルにして全体的な主張は抑えている分、目地のグレーが効いているケースです。同じタイルでも目地の色が違うと印象が変わったりと、実は目地の色選びもタイル工事の結構大事なポイントなんですよ。
 
 

ケース3 〜上品タイルの洗面室〜 品番:LIXIL DTL-150/CZT-2

こちらは洗面室の壁一面をタイル貼りにしたおうちです。
主張をしすぎない白いタイルと同色の白い目地は控えめで空間に程よく馴染みながらも、タイル表面のツヤが上品な印象を与えます。洗練されたデザインの洗面台を引き立てながら、タイルが高級感を演出してくれているケースです。タイルはそのお部屋の主役になることもあるし、このケースのように名脇役にもなれるんだなあと感じます。
 
 

ケース4 〜重厚感のあるタイルのキッチン〜 品番:LIXIL IPW-200/ETR11

このおうちのタイルは20cm×20cmの正方形で、今までご紹介したものより少し大きめ。さらに壁いっぱいに貼っているので迫力があり、キッチン全体に重厚感をプラスしています。スペインから輸入したこちらのタイルは一枚一枚焼き色の表情が違うため、壁いっぱいに貼ってものっぺりした印象になりません。
壁一面に貼ってみるのってちょっと勇気がいるかもしれませんが、タイルをこだわることはオンリーワンのマイホームへの近道だと思うので、思い切ってチャレンジしてみてもいいかも。

 
 

ケース5 〜六角形のタイル土間〜 品番:サンワカンパニー TL76161・TL76171

こちらは小田原市本町、銀座通りにあるカフェ「good music and life. cafe ももすけ」。
ここの工事では厨房内の壁と客席の床にタイルを貼りました。六角形のタイルの中にところどころ色違いも貼っているため空間にリズムが生まれ、音楽イベントを行うこともある 「ももすけ」にぴったり。床をコンクリート土間からタイル貼りに変えるだけでこんなに楽しい雰囲気になるんです。
 
 

番外編 〜昭和のタイル〜

ところで新築にはないリノベならではの楽しみって、新旧いろいろ織り交ぜちゃうところにもあるのではないでしょうか。タイルだってそのひとつ。もし購入した中古物件に古いタイルが残っていたなら、せっかくなのでそこはそのまま活かしちゃうのも手です。壁や床のレトロで可愛いタイルはそのままに、給湯器と水栓、浴槽だけ広くて使いやすいものに交換したケースもありますよ。
 
 
一口にタイルといってもいろんな種類があって、選ぶのは大変だけどその分楽しい!いろんなタイルの参考例を見て目を養いながら、今後のリノベ妄想にお役立てくださいね。
 
 
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