うわ！すごい立地のお店が出てきました。小田原駅東口のロータリーの脇、この春2軒並んでラーメン屋さんがオープンしたところ、と言えば小田原の方には伝わるかもしれません。1階に「うまいラーメン 松福」さんと金券ショップの自動販売機が並んでいる建物の2階店舗がご紹介する物件です。これこそホントにホントの、駅前です。

写真左から2軒目のビルの黄色い点線で囲まれている部分が今回の物件です。

このビルの2階です。

以前は居酒屋さんだったお店の居抜きです。いち早くお知らせしたかったので広さはまだ確認中なのですが、現状では24席。広すぎず狭すぎず、動きやすそうな広さです。お店の中央にオープンな厨房があって、客席がそれを取り囲むレイアウト。厨房からお店全体が見渡せるのでお客さんとのコミュニケーションが取りやすそうです。

写真の正面奥に入り口があります。

入口側から。厨房が屋台のよう！

厨房を後ろ側から。

お店にはビールのジョッキから製氷機、冷蔵庫、串焼き用のグリラーまで、いろいろ残っています。すべて引き継げて、居抜き料はかかりません。これだけのものを揃えようと思ったらだいぶかかるので、助かるポイントですね。

コールドテーブル、グリラー、コンロなどが並ぶ厨房。

厨房を逆側から。

現状のままでの引き渡しです（不要なものがあった場合、借り主様側での処分となります）。

さて、こんないい立地のお店ですが、お伝えしておかなければならないことがあります。実はこのビル、再建築の予定があるため2021年3月末までの定期借家契約です。営業できるのは1年強と短くはありますが、代わりに他にはないアドバンテージもあるんです。ひとつは、店舗物件の契約であれば一般的には家賃6ヶ月分以上はかかる保証金が不要ということ。もうひとつは取り壊しが決まっているため原状回復義務がなく、内装を自由にできること。さらに、条件はまだ未定ですが、ここに新しくできるビルへの再入居の相談が可能ということも見逃せないところ。

総合的に見てみると、まずはこの好立地で1年間営業して多くの人に知ってもらってファンになってもらう、というのは充分アリなのでは。2021年3月以降、新ビルの完成を待って同じ場所で新たにお店を作り込むか、もう少し駅から離れてランニングコストの低い場所で新しいお店を持つか、どちらにしてもこの場所で営業する1年間は意味のあるものになるのではないでしょうか。
店内は今のまま使うには少し心もとないですが、クリーニングとDIYでできる限りきれいにしてコストを抑えつつ1年間走る、というのは無理ではないと思います。
駅から1分。この立地にはそうそう出会えません。業態は不問です。あなたのチャレンジ、お待ちしています。

▼3階建ビルの一棟貸し、住居スペース付きの店舗もあります。

まるごとどう使う？飲食店街にある、住居も付いた3階建一棟貸し