玄関の前に立っただけで、この建物の“ただ者じゃなさ”をひしひしと感じる…。宮大工さんの手がけた、個性ある美しい和建築です。

物件があるのは、南町。このサイトでも戸建てをご紹介することの多い、駅周辺の喧騒から少し離れた落ち着いたエリアです。小田原文学館などの歴史的建造物があったり、江戸時代には武家屋敷が並んでいたという桜並木の「西海子小路（さいかちこうじ）」があったり、ゆったりした空気が流れています。周りには高い建物がなくて、おまけに海が近いのもさらに気持ちのいいポイント。物件の最寄り駅は箱根板橋駅ですが、小田原駅までも自転車なら10分ほど（1,700m, 徒歩22分）で通えます。

さて、建物は…もはや言葉よりもその佇まいが雄弁に語ってくれています。

江戸から大正時代の町家に多く用いられた出桁（だしげた）造りの軒に、木の壁の玄関。キリリとした顔立ちです。扉を開けると、期待を裏切らない玄関ホール。下駄箱、太くて立派な梁、建具にいたるまで美しい木材がふんだんに使われています。

室内は和の意匠を中心に、お部屋によってはバランスよく洋の要素が取り入れられています。実際に現場で見るとひしひしと感じてくるのは、細部にまでこだわりが詰まっていること。住んでいた方、つくった方のセンスと技術の詰まった、愛のある建物です。元々のつくりもとても素敵なのですが、リフォームされている箇所も多く、すぐにでも住めるきれいな状態になっているのがうれしい！洋室の床が無垢板張りになっていたり、温水洗浄便座が新しかったりと快適にすごせそうです。
※リフォーム箇所※
外壁・内部天井塗装、クロス貼替え、ダイニングキッチン・洋室の床無垢板張り、襖障子張替え、壁左官仕上げ、畳新床、給湯器交換、1・2階温水洗浄便座交換、設備点検、ハウスクリーニング

［1F］

 

 

 

 

 

 

 

 

［2F］

 

 

 

 

 

［外観］

 

どうでしょう。思わず、小さく“おぉ…！”と言ってしまった方には、ぜひ見てほしいです。和室を洋室に換えたり2階の洋室をそれぞれ独立させるなど、希望に併せてもう少し改装してもいいかもしれません。和の空間に憧れはあるけど、現代的な使いやすさもちゃんとほしい、という方におすすめしたい物件です。

▼南町のことをまとめてみました！

［暮らすを楽しむまちえらび：南町］緑豊かで戸建の多い、ゆったりエリア

▼茶室の付いた豪邸、というのもあるんですが…ちょっと見てみませんか？

別荘地にひっそりとたたずむ、茶室のある和の邸宅