箱根のなかでも観光客の多い宮ノ下や小涌谷をするりと抜けて、濃い緑に囲まれた山道を車で登った先にある静かな別荘地。今回ご紹介するのは、このなかにたたずむコテージです。毎日の喧騒から離れて羽を伸ばせるセカンドハウスです。

撮影当日は8月の暑い日でしたが、さすが避暑地。車を降りると、小田原のまちなかとは比べ物にならない涼しさ。クーラーがなくても快適で、暑さで疲れていた身体が一気に癒やされました。

車が2台は停められる駐車場を兼ねたお庭は、バーベーキューをしたり夜は星を眺めたりするのにぴったり。思わず深呼吸したくなる、木々に囲まれた気持ちのいいスペースです。

ウッドデッキに並んでスイカを食べたり花火をしたりする様子が目に浮かびます。

建物のなかに入ると、別荘らしく全体的にゆとりのある空間が広がります。魅力的なのは立派な梁の見える、高い天井！この天井の高さがあるからリビングも隣接する和室もひろびろして、とても開放的です。1階の天井がこんなに高いのは平屋ならではの贅沢さかも。

左手奥には薪ストーブが。右手の障子の向こうは和室です。

黒く塗られたシックな梁と天井。壁の上部の窓からも自然光が入ってきます。

薪ストーブは今でも実際に使えるものだそう。

家族や仲間と調理がしやすそうな広めのキッチンです。

薪ストーブのあるリビングでくつろぐのもいいし、和室にみんなでお布団を敷いてゴロリとするのも楽しそうです。どの部屋の窓からも豊かな木々が見え（むしろほぼ木しか見えない！）、鳥のさえずりや虫の声が聞こえてきます。

2面採光の明るい和室です。右手の壁面は収納スペース。お布団4組以上は余裕で仕舞える大きさです。

リビングと和室のほかにもう1室洋室が。こちらも写真左手は壁が全面奥行きのある収納になっています。

そして何よりもこの物件はお風呂がいいのです。ヒノキの大きな湯船からは大きな窓を通して森の緑が見える。まるで温泉宿の貸切風呂のような贅沢な空間です。都会でがんばる日常の疲れがふっと飛んでいきそう…。このエリアに湧く「芦之湯温泉」は鎌倉時代から湯治湯として知られていて、もちろんこのコテージのお風呂で実際に温泉を使うことも可能です（申込金、月額使用料が必要です）。

家族4人でも一緒に入れそうな広いお風呂！

洗面台はシャンプードレッサーです。

温水洗浄便座付きのお手洗い

とても静かでゆったりした空間だから、ここでのんびりするだけでも贅沢なバカンスになりそうです。管理してくれる方を見つければ、自分たちが使わない間は民泊として貸し出すのもアリ（※別途許可申請が必要です）。箱根は美術館めぐりや日帰り温泉めぐりができて、ゴルフ場も近くにあるし、ここを拠点に静岡方面に足を伸ばすにも便利です。立地も建物も、シンプルに“こんなところで夏休みや週末のひとときをすごせたら幸せだなぁ”と思えるすてきな別荘です。

※週末の内見は困難なため、恐れ入りますがご内見ご希望の場合は平日をご指定ください。

▼海好きさんの別荘には、オーシャンビューのマンションはいかがでしょう。

広いリビングから見える青い海…毎日がバカンスになるマンション