南足柄市塚原の緑豊かな「グリーンヒル」と呼ばれるエリア。別荘地として開発された場所だけあって、1軒1軒が広く家同士の間隔が広く取られたゆったりとした地域です。このとても静かな林のなかにたたずむ、立派な和建築。外から一目では全体像が見渡せないほど大きい、土地面積1,220㎡、建物面積319.29㎡のまるでお城のような10LDK＋Sです。

実はこの建物、離れとして茶室が設けられています。ここを建てたのが茶道に造詣の深い方だったのでしょう、母屋にも、炉と水屋が設置されていてお茶が点てられるようになっているお部屋があるんです。だからなのか建物全体を見ても、茶室のようにとてもシンプルで洗練されたつくりになっています。これだけ立派な建物なのに華美な印象はまったくありません。どう見ても豪邸であることは間違いないのですが、品格を感じる空間です。

茶室のほかにも、16帖もある広間があり友人や知人をおもてなしする機能も充実している邸宅です。都会の喧騒から離れた非日常的な場所で、大切な人たちを心穏やかに迎える…そんな暮らしができそうです。

外観から順に見ていきましょう。（写真に間取図記載の番号を併記しています）

外観
ここからでは全容が見えないほど広い敷地です。

1F
1階は16帖の二間続きの和室を中心にキッチンや小さな和室で構成されています。玄関は広々していますが、不思議と威圧感はなく明るい雰囲気です。

 

 

2F
唯一畳張りでなく板張りのお部屋があるのがこの2階。絶景を臨めるお風呂、そして離れの茶室に注目です。

そしてあちらに見えるのが…

茶室としての利用はもちろん、水屋とお手洗いがあるためここをゲストルームとして活用するのもいいかもしれません。

3F
建物全体に言えることですが、日本家屋らしくとてもよく風が通ります。窓を開け放して自然の風を感じて暮らしたい建物です。

サービスルーム
（間取図⑨）倉庫や書庫、施工して防音室などにも使えそうなサービスルームがあります。

日本家屋の良さを存分に感じられる、心地よく上質な邸宅です。森のなかのゆったりしたわが家で丁寧に暮らしたい、そんな理想を叶えることのできる建物です。ぜひご覧ください。

▼同じく塚原の、こちらは8LDKです。小中学校も徒歩10分圏内の暮らしやすい立地です。

ひろ～い8LDKの庭付き戸建。