埼玉県飯能市へ研修に行ってきました。
2018年11月中旬、会社のメンバー4人で埼玉県飯能市へ研修に行ってきました。
ぼくたちは、今年に入ってから(なんとなく)1シーズンに1回くらいのペースでいろいろなところに研修に行っています。会社や小田原を飛び出して、面白い事例から自分たちに活かせるヒントを見つけよう!そして楽しもう!というのが目的です。
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今回、飯能で行ったところは、宮沢湖周辺に新しくできた北欧をテーマにした施設「メッツァビレッジ」と、飯能駅付近にあるシェアスペース「Bookmark」とシェアアトリエ「AKAI FACTORY」です。
飯能という場所は、池袋から西武池袋線で約50分と都心からアクセスがよく山が近くて自然豊かなところ。自然に溢れ都心からもアクセスが良いというところで小田原とも似ているところです。そんな飯能がどんな風に変わってきているかというところが、参考になるのではと思ったのが今回行くきっかけに。
まずは向かったのが、11月9日にオープンしたばかりの北欧のライフスタイルを体験できる施設「メッツァビレッジ」。ここは、宮沢湖という湖を囲むように施設ができていて、北欧のように湖のほとりで森や空を眺めながらのんびりすることができます。もちろんそれだけでなく、北欧ブランドの雑貨が売っていたり、北欧風の飲食が楽しめたり、ワークショップやイベントも開催しています。ショップも賑わっていましたが、犬を連れてのんびり散歩していたり、広場の椅子で若い女性二人で何やら楽しそうにおしゃべりしていたり、家族で芝生にシートをひいてお弁当を食べていたり、結構外で過ごしている人も多かったです。
ここに来てみて思ったのは、THE観光地っていうよりかは観光の人にも地元の人にも利用できそうなところだなというところ。北欧らしさを感じたり北欧雑貨を買いにわざわざ観光で来る人にはいいし、地元や地元周辺の人達がちょっとピクニック的な感覚で来てお茶しながらゆっくりしにくるにも良い場所。駐車場代はかかるけどそれ以上に価値はあるのかなと思いました。ただ観光地として作っても年数が経てば廃れていくけどそういうところにはならなそう。もし地元に同じようなところがあったらきっと行くだろうなーなんて思いました。
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次に訪れたのは、飯能駅から徒歩3分の場所にあるシェアスペース「Bookmark」
こちらは飯能銀座商店街にある空き店舗(古本屋)をリノベーションした建物で、ミニショップ・イベントスペース・コワーキングスペースなどを運営しているところです。
このシェアスペースができるまで、またどんなふうに運営されているかどんな方が関わっているかなどを教えていただきました。仕事も出身も違う数人が集まって飯能に対する想いで、共同出資してこの場所を作ったというお話が、元々の旧三福の始まりに似ているところでなんだか親近感。全然地域は違っても、同じように地元に対して想いを持ってやっている方々に会うと、自分たちももっと頑張らないとな!という気持ちになりました。
続いて少し歩いて、シェアアトリエ「AKAI FACTORY」へ。代表の赤井さんに案内していただきました。元金属加工工場の広い空間を生かした作りで、無骨なかんじがとてもかっこいい。ただ工場跡を工場として賃貸で貸すというだけでなく、アトリエの欲しいクリエイターさんの集まる場所になり、地元のちょっとしたスポットにもなる。クリエイターさんも地域の人も喜ぶような形になっているのが素晴らしいと思います。こういうのが小田原にあっても面白そう!
結局午後は目一杯飯能周辺を案内していただいて飯能を満喫。突然の訪問にもかかわらず、とても親切にしてくださいました。(その節はありがとうございました!)
今回の研修では、前半に「メッツァビレッジ」で飯能市も連携した大規模な街づくり、後半に「Bookmark」「AKAI FACTORY」で地元の一つのお店から変えていく街づくりと、大小の両方の側面から街をみることができました。自分たちの街だとどうだろう?と置き換えて考えてみるといろいろとまだできることがありそうだなと感じました。という勉強になりつつも、またプライベートでもきてみたいと思えるような飯能。小田原からも高速で2時間弱で行けるのでそんなに遠くないです。埼玉方面に行く方は是非行ってみてください。
(参考リンク)