茅ヶ崎北部に熊澤酒造というそれはそれは素敵な酒造があります。
今回の募集物件「ショコーハイツ」の名前の由来になっている「曙光」や「天青」という日本酒に加え、クラフトビール「湘南ビール」も作っています。
敷地内には酒蔵のほか、お酒の酵母で作られたパンが楽しめるカフェ、イタリアンや和食のお店、地元の作家の作品が置いてあるギャラリー・ショップなども。それぞれ古民家を移築したり、昔からある建物をリノベーションしていたり…それはそれは素敵な酒造なのです（大事なことなので2回言いました）。

さて、今回募集するのは、その熊澤酒造とは駐車場を挟んだすぐ向かいにあるマンションの一室です。実は大家さんはまさにその熊澤酒造さん！センスいい大家さんが愛とこだわりを持ってリノベしたお部屋、気になりませんか…？！
建物そのものは築40年近くで、もともとは昭和の団地的な３DKの間取り。そこから一部の壁を抜いて1LDKのひろびろ空間にリノベーションしています。南側、北側共に駐車場でさえぎるものが少ないから風の通りがよくて、陽当りも良好。気持ちよくすごせそう！

このマンション、昔からお住まいだったお部屋に空室が出るたびに今っぽくリノベーションをし、かつ入居後はさらに入居者が自由にDIYできる部屋として貸し出しています。事前に大家さんにご相談は必要ですが、壁や床は塗るなり貼るなり好きなようにアレンジできます（しかも、原状回復義務はありません）。使うひとが楽しくつくり変えながら受け継いでいくことで、よりすてきなマンションに育てていきたい、という物件なのです。だからこのお部屋も前の入居者さんによるアレンジがあちこちに残されています。
　

このチョコレートカラーのドアは、もともとはなかったもの。ぴったりサイズのアンティークなドアを前の入居者さんが見つけて付けていてくれました（しっかりはまらないのはDIYならではのご愛嬌！）。この1枚があることでお部屋にちょっと重厚感が出ましたね。
　


玄関ホールと洗面台に施されたアクセントクロスはウィリアム・モリスによる初期の名作「Fruit（フルーツ）」。こちらも前の入居者さんの置き土産。手触り感のあるペンキ塗りの空間に華やかさを加えてくれています。
　


このショコーハイツは、普通に住むのももちろんアリですが“自由な発想でクリエイターさんに使ってほしい”という大家さんの思いから事務所、アトリエ、ショールーム、ショップなどとしても使用することができます（大家さんはアートに造詣が深く、若手のクリエイターさんを応援している方！）。
熊澤酒造のギャラリーショップは地元を中心にいろいろな作家が毎月展示会をしていて、アート好きが集まる場所でもあります。クリエイターさんが何かするなら、ここは立地的にも二重丸です◎
　
そうそう、ペット飼育もご相談できます（その場合は敷金が２ヶ月分になります）。広い空間だからペットも快適にすごせそう。インターネットも無料で使えます。これも嬉しいポイントですね。
内見は事前予約制になりますので、ご希望いただける場合にはできるだけお早めにご連絡ください。小田原もいいけど、茅ヶ崎もいいぞー！！

［文・寺田］

▼クリエイターさんが拠点をお探しなら、小田原の古アパートの一角もどうでしょう？

レトロでこじんまりな古民家オフィス〈旧三福アネックス〉