今回は小田原を離れ、大磯にある高麗山の緑に囲まれた物件のご紹介。

都心からの移住先候補としてよく小田原と一緒に名前が出てくるのが「二宮・大磯」のエリアです。この辺りは海と山に囲まれて緑が多く、人口がそんなに多くないので落ち着きのあるエリア。小田原みたいに駅ビルがあったり、飲食店がたくさんあったりという風に栄えてはいなくて、駅前は小さなロータリーに店がちょこっとある程度。

でもここ最近はジェラートの美味しいお店「ATELIER SANTi」とか、素敵なお花屋さん「烏」とか、ポツポツと良いお店ができていていて、魅力が上がってきています。

あとはジェラートのお店から少し先にある、酒屋の「柳嶋屋」と魚屋の「魚金」もオススメ！柳嶋屋はお酒以外にもスーパーでは手に入らないちょっとこだわりの食材を扱っていて、魚金も地元魚屋としてはよく出てくる名前なので一度は行ってみてほしいです。

 

大磯駅のホームから見える緑は山側の高麗山で、標高165mとそこまで高くはないですが、ちょっとハイキングにはちょうどよい山。そんなに気合い入れて登らなくても、普段の格好のままでちょっと飲み物を多めに持っていけば登れるくらいの山です。でもコースによっては少し歩きづらい山道ルートもあったりするので、いろんなルートを開拓するのは楽しいと思います。

大磯駅からこの物件に行くときには、途中までは高麗山の登山ルートの一つになっています。

大磯駅からは徒歩14分の表記ですが、かなりの急な坂を登って物件に行くことになります。でもその先には普通の住宅地にはない、緑に囲まれた素敵な住宅エリア。坂はきついけど、この距離でこんな緑に囲まれた場所ってのもなかなかないかもしれません。車があれば、約3分で駅までいけます。

室内はフルリノベーション済みで素敵な空間に仕上がっています。でもこの建物の特徴って、室内も良いのですが、ウッドデッキとお庭が一番の魅力かなと僕は思います！サイズ感がちょうどいいんですよね。広すぎず狭すぎず。庭が広すぎても草刈や手入れが大変だし。ローテーブルとリクライニングチェアを置いて、夜風にあたりながらビール飲んでる姿が想像できるなーなんて。

室内は和室が３部屋と多いので、ちゃぶ台を置く、布団で寝るみたいな和式な生活が似合う感じです。でもダイニングテーブルを置きたい、ベッドを置きたいということであれば、畳を撤去してフローリングを張るということもできます。そのあたりはお客さまの要望に応じてリフォームは提案させていいただきます！

キッチンは、お部屋の真ん中にドンとアイランドキッチンになっています。天板は調理スペース＋カウンターの広さがあり、作る、食べる、洗うを全部ここで完結させられます。

奥さんが調理しながら、向かい側に旦那さんが座って、お互いビール片手に今日1日のことを話しながら料理の完成を待つ。だけど目の前で作っているから、二人で味見しながらビール飲んでたら、完成する前に全部食べちゃった！みたいな。そんな姿が想像できる大きなアイランドキッチン。

1階はこのキッチンのある部屋につながるように4畳半の和室。それと別に4帖半の洋室と水回りがあります。

2階はとってもシンプルに和室が二部屋。

そんなに広い家じゃなくてもいい。コンパクトに暮らす。そんなイメージにぴったりな建物だと思います。

別荘地でなく、駅にも出れて、緑に囲まれて静かにコンパクトな暮らしをしたい。そんな要望を叶えてくれる物件。ありそうで、結構無いんじゃないかなこんな物件。

 

最後にここはネックになるというポイントだけお伝えします。

1.駅から物件まではかなり急坂を登る必要あり。

2.敷地に入る通路から駐車スペースの高低差があるため一般的な車高の車は出入りが難しい。
SUVなどの車高が多少ある車なら入れると思います。実際には現地で車庫入れして確認いただくのが良いです！

 

[文・日高]

 

▼同じく緑に囲まれた、グリーンヒルの別荘地。

緑とパノラマビューの別荘地に住まう