旧三福不動産|小田原市にある不動産&リノベーションの会社

[小田原ごきげんぐらし]このまちで出会った移住者夫婦×海も山も見えるマンション

 
この連載では、わたしたち旧三福不動産で仲介させていただいたお客さまのその後のごきげんな暮らしをご紹介しています。今回ご登場いただくのは、小田原で出会って小田原で暮らす、結婚1年目のヨシトさんとカナミさんご夫妻です。
 
 
ご結婚前、夫のヨシトさんは都内、妻のカナミさんは県央に住み、近隣地域で働いていました。でも、実は以前から小田原ファンだったおふたり。ヨシトさんは好きなミュージシャンのライブがきっかけで小田原に通うようになり、カナミさんは小田原に親戚が住んでいるため幼いころから遊びに来ていたんです。
そんなおふたりが出会ったのは、小田原の名所をお散歩しながらめぐるイベント。地元出身のナビゲーターとのまち歩きのあと、清閑亭で小田原ちょうちんをつくる、という回でした。そこで、あかるくて聡明なカナミさんにひとめぼれしたヨシトさん。お友だちとしてのお付き合いを経て、出会って3ヶ月後にヨシトさんからプロポーズ!まるでドラマのような展開です…こんなことって本当にあるんですね。そして、さっそく新居探しがはじまりました。
 

楽しそうにおしゃべりするカナミさんの話をおだやかに聞くヨシトさんの姿に、こちらまでほっこり。


まずチェックしたのは、横浜や町田など職場に通勤しやすいエリアと、葉山などのあこがれのエリア。小田原はというと、興味はあったものの都内にあるヨシトさんの職場からは遠いため、住まいの候補としてはほぼ圏外だったそう。ですが、他の地域では間取りや駅からの近さを優先すると予算オーバーになり、予算を優先すると…と、なかなか気に入った物件と出会えませんでした。
 
悩みながら、参考までに、と旧三福不動産のサイトを見てくれたのがカナミさん。実は、カナミさんは以前わたしたちの共同代表の山居が登壇した移住のイベントに参加していて、その時のことを思い出してくださったのです。山居の“小田原は仕事を変えずに暮らしを変えることができる場所”ということばが印象に残っていたのだそう。
 
その時にこのサイトで見つけたのが、現在おふたりが住んでいるマンションでした。予算などの条件が合っていて、物件紹介の感情がこもった説明文にも惹かれ、まずは物件を見に行ってみることに。内見してみると、バルコニーからは山と海、さらにカナミさんの大好きな電車が見える、という見晴らしのよさにグッときました。さらに、陽当りと風通りもよく、駅まで徒歩圏内。提案したカナミさんはもとより都内への通勤がネックだったヨシトさんがとても気に入ったことが決定打となり、このお部屋に住むことに!実際に住んでみて、住み心地のよさにとても満足しているそう。
 
そうなのです、小田原だとこういう『駅から近いのに自然を感じられる住まい』が見つかるんです。賃貸で探していると、駅チカで海も山も見える戸建て、という物件にはなかなか出会えませんが、マンションなら高さがあるので、場所によっては海まで見えることも!都市的な便利さはそのままで景観はのどかな小田原マンション暮らし、結構おすすめです。
 

海沿いは平坦な道が多いから、自転車がとても楽しい。先日はふたりで二宮までサイクリングしたのだとか。


 
このまちが大好きなおふたりは、その後、出会いの場である清閑亭(※)で結婚披露パーティーを行いました。なんと、司会、食事や飲み物をはじめとして、会場装花、写真、メイクまで、小田原やその近くのお店や仲間と一緒につくりあげた手づくりのパーティー。さらに、はじめて小田原に来るゲストにも小田原というまちと、そこで出会ったひとたちの魅力を伝えたい!とカナミさんが編集長となって『ODAWARA magazine』というミニブックを制作して配布するほど(実はこの冊子に1カットだけ旧三福も登場しています)、並々ならぬ小田原への愛とこだわりが詰め込まれていました。
 
※清閑亭:小田原市南町に位置する、1906年(明治39年)に建てられた黒田長成(ながしげ)侯爵の別邸。数寄屋(すきや)風の造りで、平屋と二階家が連なっている。晴れた日は母屋から真鶴半島や大島を望む相模湾や箱根山を一望できる。
 

カナミさんの大好きな雑誌を模したミニブック。パーティーを一緒につくったお店などの情報が満載の力作です。


 
さて、暮らし始めて半年以上が経ったいま、ご夫妻は小田原での生活を本当にエンジョイしています。おふたりの以前からの共通の趣味はカメラ。小田原の自然豊かできれいな景色に囲まれたことでますます撮影が楽しくなったんだとか。また、近くの海まで散歩やランニングをしたり、ヨシトさんの趣味だったサイクリングにカナミさんが巻き込まれる形で一緒に自転車で遠出をしたり、と休日がとても充実しているそう。ほかの地域から引っ越してきたからこそ、小田原のよさを発見して楽しむことができるのかもしれませんね。
印象的だったのは、このまちでは飾らなくていいのが心地いい、というおふたりの言葉。おおらかで、人のふところが深いよね、と。このまちでのびのび暮らしているご夫妻の姿は、まさに『小田原ごきげん暮らし』そのものでした。小田原がつないだすてきな縁。これからもこんなひとたちが増えて、みんながこのまちを楽しんでくれたらいいな。
 

ただ家にいるだけで楽しいことがたくさんある、とカナミさん。このおうちは、そこにいるだけで安らぐ、和む場所。


『小田原ごきげんぐらし』では引き続きお客さまと物件のすてきな出会いをご紹介していきます。みなさんのおうち探しにわくわくをプラスするお手伝いができれば嬉しいです。