旧三福不動産|小田原市にある不動産&リノベーションの会社

ビギナーさんのための『おだわらのことがちょっとわかるQ&A』ーおだわらで暮らす編

旧三福不動産には、小田原に引っ越したい、移住したい、というお客さまがよくいらっしゃいます。ありがとうございます。そして、移住のイベントなどでは小田原にちょっと興味があるけど、そんなに詳しくないし、なんならまだ行ったことない!という人にもお会いします。そんなみなさんに、小田原ってどんなところなのか、お伝えできたらいいなぁ、と思っていました。
そこで、生まれも育ちも小田原で、東京にも住んだことのある、共同代表のうちのひとり、山居に小田原のことをいろいろ聞いてみました!あんまり裏表のない彼ならきっと、気心の知れている昔からの友人を紹介するように、盛りすぎずに素直に小田原のことを教えてくれるはず。前編は「おだわらに住む」編です。ざっくりした「小田原」というまちのこと、小田原の住まい事情などを聞いてみました。読んだらきっと、小田原のことがちょっとわかります。

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Q:小田原ってどんなまちですか?
A:海があって山があってお城があって、都会の部分と田舎の部分とどちらもあって…いろいろな要素が詰まっているところです。僕がプロデューサーとしてお手伝いをしている「第3新創業市(注:小田原・箱根エリアでの企業を応援するプロジェクト)」のコピーに「日本中のまちを足すとこんな感じになる」というのがあるんですけど、まさにそんな感じです。
気候は、東京あたりと比べると夏は暑いけど温度がちょっと低くて、冬は温度が高い。だから雪は降らないし、東京で交通が麻痺するくらいの大雪のときにちょっとだけ積もってる、みたいな感じです。ほかと比べるとちょっと穏やかです。
小田原のいいところは、サードプレイス(※家でも職場でもない、ちょっと力を抜ける場所)が豊富にあること。ちょっとお茶する、とか習い事したりイベントに参加する、みたいな都市的な場所や機会もあるし、逆に公園・山・海などの自然もある。そして、路地裏や歓楽街もおもしろくて、飲みに行く場所には事欠かない!だから居心地がよくて、楽ちんなまちだと僕は思います。

Q:小田原で家を探すならどんなことを知っておくといいですか?
A:小田原とひとくちに言ってもいろいろな地域があります。
アクセスがよくて便利な最寄りが小田原駅のエリア、小田急沿線の富水・栢山・螢田周辺やJR東海道線の鴨宮のあたりの新しい住宅街のエリア、あとは曽我・久野・江之浦・根府川などののどかな田舎っぽいエリアなど、それぞれに環境も見つかりやすい物件も全然違うんですよね。庭付きの戸建てに住みたいなら新しい住宅街のエリアが土地や建物も見つけやすいし坪単価も下がりますが、予算があるなら、坪単価は上がるけど小田原駅からも近くて自然があって海が見えるようなエリアで探す、という選択肢もあります。戸建てにこだわらないなら、駅周辺の集合住宅はアクセスもいいし、便利さを求める方にはいいと思います。たとえば中古のマンションを買って全面リノベーションする、という方法なんかもあって、そうすると新しいマンションを買うよりも同じかもっと安い予算で自分らしい住まいが手に入ります。あとは、下町のエリアに行けばお祭りが盛んで、田舎のエリアに行けば周りがみんな親戚同士、なんて感じでそれぞれ近所付き合いが濃かったりするので、地域との関わり方もエリアによってだいぶ違います。望むライフスタイルや予算、地域とどう関わりたいか、という希望に合わせていろいろ選べるのが小田原だと思います。いずれにしても、小田原には海があって箱根や真鶴にもすぐ行けて、自然の豊かさを近くで感じられるのが小田原のいいところですね。

Q:小田原のひとたちってどんな人柄ですか?
A:地元愛みたいなものを結構みんな持ってるんじゃないかなぁ。これは神奈川県内の多くで共通するところだと思うんですけど。東京とかで自己紹介するとき、みんな神奈川出身です、って言わないもんね。小田原、横浜、鎌倉出身です、って言うでしょ(笑)?そういう、まちに対する誇りや愛着の表れとして、“好き”というだけじゃなくて“このまちでの暮らしを良くするために何かしたい”と思っている人が多いと思います。だから小田原は市民主体のイベントや事業が多くて、具体的なアクションがたくさん起こっています。
あとは、新しいお店が出来ると行列ができる、みたいな新しもの好きな面があると思います。新たに商売を初めた人には一度仕事を頼んでくれる、とか。もちろんそこで2回目、3回目と続くかは結果によりますが、一回試してみる、というようなことはウェルカムにしてくれる人柄がある気がしています。

Q:東京に通うのは大変じゃないですか?
A:僕は東京へ行くのは毎日じゃないから、全然しんどくないです(笑)。でも、新幹線も使えるし本当に便利です。電車も、小田急なら始発だから座れるし、東海道線も小田原始発の電車が結構あって。例えば、通勤時間が20分短くてでも毎日1時間は立ってなきゃいけないのよりはずっと座っていけるのはいいんじゃないかなぁ。小田原は東京や横浜へすぐ行けるので、ここにないものもいろいろあるけど、ないものは近くで時間をかけずに補うことができる、というのがいいところだと思います。

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さて、「おだわらで暮らす」編はここまでです。小田原について、ちょっと詳しくなってもらえたでしょうか。あわよくば、小田原に遊びに行ってみたいな、住んでみるのもよさそうかも、なんて思ってもらえたらとってもうれしいです。わたしたち旧三福不動産が目指しているのは、小田原でごきげんに暮らすひとが増えること。でも、海も山もおいしいお店もあるこのまちは、もともとがちょっと「ごきげん」なアドバンテージがあるような気がしています。後編の「おだわらで遊ぶ」編では、そんな小田原のディープでローカルな場所や裏ワザ的な楽しみ方をご紹介します。お楽しみに。
 
 
▼後編の[おだわらで遊ぶ編]も気になった方はぜひどうぞ!▼

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