［マンション］モルタル、アイアン、ステンレス。素材の魅力を楽しめる家。
モルタル塗りの壁と天井が一際目を惹くマンションリノベーションの事例です。
築年数が浅くもともと工事せずとも暮らせそうなほど綺麗なお部屋でしたが、間取りも仕上げ材も施主さま好みに大改造。施主さまご夫婦のライフスタイルに合わせて、ワークルームや家事動線など使い勝手の良い間取りをとことん考え抜きました。エッジが美しいステンレスのキッチンや、マットな質感のアイアンで統一した金具類など細部までこだわったことで、スタイリッシュながらも落ち着いた雰囲気のお部屋が完成しました。
完成後
工事前
間取り
＞＞もともとこんな物件でした
まだまだ建築当初の内装のまま暮らせそうなほど綺麗な築浅マンション物件でした。玄関外の共用部が室内廊下のため、外廊下のマンションと違い玄関ドアからの冷気もほとんど感じられず、冬でも暖かく暮らせそうでした。
＞＞こんなオーダーをいただいていました
テレワークが多いお仕事のため、集中できるワークルームが欲しいとのご要望をいただいていました。また、洗面室やLDKなどにたくさんの収納スペースをご希望でした。
マンションリノベにもともとご興味があった施主さまですが、ビンテージな素材を使った荒々しさの強い雰囲気や、木を多用するようなナチュラルすぎる雰囲気も苦手とのことで、それらのちょうど中間のような、素材にこだわりつつも程よい内装にしたいとのイメージを共有いただいていました。
＞＞こんなおうちになりました
様々なテクスチャーの素材が混じり合った、手触りの良いお部屋になりました。
もともとあった4枚引き戸を取り外しリビングとダイニングを繋げることで広々としたLDKの中央には、全面ステンレス貼りの対面キッチンを設置。エッジの効いたコーナー部分や存在感のある水栓が美しく、このお部屋の顔になりました。キッチンの背面収納とダイニングのオープン収納は家具職人によるオーダーメイド。どちらも木目が美しいラワン材を使いデザイン統一をしたことで、お部屋に一体感も生まれました。
また、LDKの一部の壁面と天井はモルタル塗りに。左官職人の手作業により生まれた表面のテクスチャーは単調な仕上げ材と違い表情が楽しく、ざらつきのある手触りもこの空間のアクセントになりました。
施主さまご希望のワークルームはLDKに隣接した個室に。L字にfix(固定)ガラスの室内窓を設けることでLDKとの見通しがよく室内の圧迫感が減る一方、webミーティングなどの音漏れは抑えられます。将来家族が増えた際に個室になることも考慮し、オープンの収納スペースも設けました。
寝室と廊下の境には、もともとあった壁を解体して引き違いの４枚戸を設けました。引き戸を開け放せば廊下からLDKまで一体感が生まれ、ゲストが来た際には4枚全て閉めれば寝室のプライベート性が保てます。
また、洗濯は室内干しがメインという施主さまのライフスタイルに合わせ、洗面室の天井には他の金具同様黒いアイアンで揃えた洗濯干し用ハンガーパイプを設置。壁一面にはオープンの収納棚を取り付けたため、洗濯・乾燥・収納が全てこの一部屋で完結できるようになりました。
＞＞こんなふうに暮らしています
お引越し後は家で過ごす時間が増えたという施主さま。
内装材にモルタル塗りや深いブラウンのフローリング、ビニールタイルを使い分けるご提案をしたことにより、無機質さの中に暖かさも感じる部屋になったと喜んでいただけました。植物がお好きなのでLDKに鉢を吊るせるハンガーパイプを設置したのも気に入られているそう。
もともと個室として区切る予定だったワークルームは、打ち合わせの中で壁の一角をガラス張りに変更したことで室内窓越しに外の景色も見えるようになり、気持ちよくお仕事ができているそう。ガラス張りでありながらも部屋としては区切られているため、空間は共有しつつもご夫婦がお互い自分の時間が持てるという点も気に入って過ごされています。
＞＞施主さまより、こんなお声をいただきました
「購入から一貫してご対応いただいたので安心感がありました。内装や雰囲気の部分については、好みや希望する方向性を汲み取っていただいた上でご提案いただけたので、イメージしたリノベーションが実現できました。使い勝手の部分についても細かな要望まで聞いていただき、住んでいて痒いところに手が届く気持ちの良い家だと感じます。」
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