[コラム]早く買い手を見つけるために大事な「家財の片付け」のこと
これまで売買から賃貸、買取まで様々な不動産オーナーさまの事例をご紹介してきました。それを読んで「売却や賃貸を考えてみてもいいかな」と検討してくださっている方がいたら、とても有り難いです。大切な不動産を活用する機会ですから、ご相談いただくからにはできるだけ早く買い手や借り手が見つかるようお手伝いしたいな、と考えています。そこでこのコラムでは、物件の魅力をしっかり伝えるためのポイントをひとつお伝えしてみます。
それは「家財の片付け」です。売却活動をスタートするとき、物件のなかに家具や生活用品がまったく残っていない状態だとベスト!とわたしたちは考えています。
もちろん家財処分をせずに物件を売却することも可能です。ただ家財が残った状態で募集する物件には内見希望があまりないため、どうしても契約に至るまでに時間がかかってしまうことが多いです。また土地として売るのであれば室内の写真を公開する必要はありません。
家財があるのとないのとでは写真の見栄えが大きく変わってきます。写真はWEBサイトに掲載する募集記事の第一印象を左右する、とても大事な要素です。
家財が残っているとどうしても生活感が強く出てしまい、ぱっと見て「すてき!」と思える写真が撮りづらくなります。ネガティブな印象を与える写真は掲載できないので、必然的に記事に掲載できる写真が限られるのです。また家具が置いてあると部屋の形状や広さがわかりづらいので、住んだ時の様子をイメージするのが難しくなるという点も。
反対に家財が片付いていればスッキリして明るい雰囲気になり部屋の様子がわかりやすい写真が掲載できるので、お客さまからの反響や内見希望のお問い合わせが多くなります。
また実際にお客さまが現地を内見する場合も、家財が片付いているほうが印象は断然良くなります。元の持ち主さまの存在感が色濃く残ってしまっていると、そこに自分が住むという感覚が削がれてしまったり清潔感がないように感じたりする方もいるので、せっかく見に来てもらう前にぜひ片付けておきましょう。
ということで、同じ売却するなら、ちょっと手間はかかっても家財が片付いていたほうが早く良い買い手さんと出会えるのでおすすめです。では具体的に、さぁ片付けよう!となったら…やり方は大まかに2種類に分けられます。どちらを選んでもOK。
ー自力で片付ける
ゴミを分別して、環境事業センター(小田原市の場合)へ持ち込みます。
メリットは安価に済むこと。デメリットは時間と人手が必要なので大変なこと。
ー専門業者におまかせする
取っておくものだけ自分で選り分けて、あとは全ておまかせです。
メリットは早くて楽なこと。デメリットは費用がかかること。
家財の処分は、遅くとも物件の引き渡しまでには必ずしないといけないことです。いずれするのであればなるべく早く終わらせて、スッキリした状態で撮影や内見を行って売却活動をスムーズに進めていきましょう!
家財処分についてなど各種ご相談には料金は発生しません。どうしたら売りやすいかなどどうぞお気軽にご相談ください(ご希望のない限り、ご相談後にこちらから営業のお電話などはいたしません)。
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