建物の顔立ち、みたいなものってあると思うんです。それが、この建物は『素朴な昭和顔のアイドル』って感じがします。かわいい！ちょっぴりダサくて、そこが！それこそがすごくかわいい！

1975年に建てられた築40年の店舗です。現在は珈琲焙煎所、その前は雑貨屋さんやお洋服屋さんのアトリエが入っていました。

ビンテージ加工がされた木製のドアとちょっと渋めのグリーンの窓枠。窓ガラスは今では珍しい昭和レトロな、すりガラス。絵本から飛び出してきたような、小さくてかわいらしいお店なんです。

立地は、小田原栄町郵便局の目の前。割と車通りの多い道に面していて、近くには雑貨屋さんやカフェ、鮮魚店などお店が点在しているエリアです。

内装はこんな感じです。

内装は、外観よりもさらにかわいい！
白ベースに差し色のピンクが優しく映える、こじんまりした空間。
古くないと生まれない良さ、みたいなものがすごく表れていると思います。小さく区切られたスペースのアーチ型の入り口がおしゃれ。

写真撮影時は電気が通っておらず、バックヤード部分は残念ながら光が不十分で写真は撮れませんでしたが、大きめの流しと和式のお手洗いがあります。

残念ながら飲食店としての営業は不可です。
駅徒歩10分とはいえど、このお家賃はなかなかうれしい！このにくめない表情の外観も他ではたぶん出会えません。ピンと来た方、ぜひ。

※こちらの物件は現在も使用中のため2019年内は内見不可となっています。