城下町の暮らしマイルール〜小田山さんの場合〜
小田原に住んだらどんな暮らしになるのかなぁと夢をふくらませている方に、さらにわくわくしてもらおう!と連載しているコラムです。
お城を囲むように発展した小田原の城下町は、自転車で走って7,8分ぐらいのエリアに小田原駅やスーパー、個人店など生活に必要なものがぎゅっと凝縮されています。
そんな城下町で実際に暮らしている人たちの《ごきげんな休日を過ごすためにしていること》をのぞいてみたら、あなたが思い描く小田原暮らしのヒントが見つかるかも?
今回は、まだまだお仕事も現役ながら、お子さんが独立して少し時間にゆとりができた50代の小田山さんの暮らしをご紹介します。
〈1〉地元の美味しいお店はかならずチェック
グルメな小田山さんの日々の楽しみは食!近くに美味しいお店ができたと聞けば時間を見つけて食べに行くことにしています。
これまで東京でも美味しいものをたくさん食べてきましたが、小田原には東京にも負けない魅力のあるお店がたくさんあると言います。
小田原は食材がとても豊かで、周辺の西湘エリアも含めて海産物からお野菜まで新鮮な食材が揃うのがその理由のひとつ。
さらに小田原には近年腕の立つオーナーシェフが集まってきていて、箱根のホテルで腕を磨いて独立したり、食材の豊かさに惹かれて東京から移転してきたりと実力者揃いなのです。
小田山さんが特にお気に入りなのは、新鮮な食材を彩り美しく丁寧に調理する日本料理の店「ながや」。
いつも隅々まで整えられた店内と気配りの行き届いた接客が心地いいお店です。
〈2〉仕事の息抜きには釣りへ行く
海や川に囲まれた小田原・箱根エリアは釣りスポットの宝庫!
市街地から近い場所で気軽に釣りができるので、小田山さんも仕事の息抜きによく釣りに出かけます。
早川をはじめとする市内を流れる3本の河口ではスズキやマゴチ、海岸ではキス(春~夏)、イナダ(夏~秋)、アオリイカ(秋~冬)、カサゴ(冬~春)、芦ノ湖なら春にニジマス、冬にワカサギ…などなど一年中さまざまな魚に出会うことができます。
たくさん釣れたときにはご近所さんへおすそ分けすることもあるのだとか。釣ったお魚を自分の手でさばいて食べるまでが小田山さんの楽しみです。
〈3〉食卓は地元食材を中心に
地元に知り合いの多い小田山さんちの食卓はいつも地元の食材でにぎわっています。
農家をしている親戚が持ってきてくれる野菜やお米、近くで自分で釣ったお魚…さらには近所に住む猟師さんからおすそ分けしてもらったジビエ肉まで!(小田原は野生鳥獣による農作物被害が深刻で、イノシシやシカなどの捕獲活動をするハンターさんがいるのです)
新鮮でおいしいから、というのはもちろん、地元の生産者さんを応援する意味でも自身のつくる食事はできるだけ地元食材を使うようにしています。
〈4〉晴れた日のワンちゃんのお散歩は御幸の浜へ
小田山さんの日課は飼っているワンちゃんのお散歩。晴れた日には決まって御幸の浜へ。
季節や時間によってさまざまな表情を見せる海を眺める時間は、忙しい小田山さんのほっと一息つける大切なひとときです。
ほかにも徒歩圏内に小田原城址公園や桜並木が立派な西海子(さいかち)小路など気持ちよく歩ける場所がたくさんあるのでさまざまなコースでお散歩を楽しんでいます。
〈5〉1ヶ月に1度は奥さまとデートする
休みの日はアクティブにあちこち飛び回りたいタイプの小田山さん。
小田原は交通のアクセスがよく、電車は計5路線通っていて、新幹線で東京方面(品川まで26分、東京まで34分)、車で箱根や湯河原、静岡方面や湘南方面などどこに出るにも便利です。
普段はお互い忙しい奥さまとも、1ヶ月に一度はお休みを合わせてお出かけしています。
ふたりで東京へコンサートを聴きにいったり美術館へ行ったり、鎌倉や湯河原などの気になるレストランへドライブがてら足を伸ばすことも。
なんと、時には新幹線で京都でディナーをして日帰りで帰ってくる、ということもあるそう!京都までは乗り換えなしで片道2時間5分なので、そんな休日もアリですね。
いろいろな場所へ気軽に行ける立地なのでフットワークが軽くなります。
アクティブな小田山さんにとって小田原は充実した休日をすごせる楽しい土地です。
ご近所はもちろん、東京などほかのエリアへのお出かけも楽しめるのが小田原のいいところ。
ぜひ参考にすてきな休日をすごしてみてください。
◆お店情報
▶ながや
住所)小田原市早川211-2
定休日)水・木曜日
営業時間は直接お問い合わせください。
▶西海子小路
住所)小田原市南町
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