城下町の暮らしマイルール ~福子さんの場合~
小田原に住んだらどんな暮らしになるのかなぁと夢をふくらませている方に、さらにわくわくしてもらおう!と今回のコラムを企画しました。
お城を囲むように発展した小田原の城下町は、自転車で走って7,8分ぐらいのエリアに小田原駅やスーパー、個人店など生活に必要なものがぎゅっと凝縮されています。
そんな城下町で実際に暮らしている人たちの《ごきげんな休日を過ごすためにしていること》をのぞいてみたら、あなたが思い描く小田原暮らしのヒントが見つかるかも?
今回は移住してきて小田原での暮らしを満喫している30代の女性の休日をのぞいてみましょう。
〈1〉ランニングコースは小田原城
福子さんの休日は、まず小田原城の外堀を走ることから始まります。走る楽しさに目覚めたのは、小田原に引っ越してきてからだという福子さん。
平坦なところと、ゆるやかなアップダウンが入り交じる小田原城址公園のコースはトレーニングにもぴったり!
時折見える小田原城の姿に勇気をもらいながら、毎週ストイックに頑張っているのだそうです。
〈2〉干物は行きつけの店で買う
小田原は漁港の町でもあるため、鮮魚店をはじめ、干物やかまぼこなど、魚関係のお店がたくさんあります。
その中でも、福子さんが干物を買うならココ!と決めているのが《早瀬のひもの》。脂の乗った真あじがイチオシで、家族や友人にプレゼントするほど好きなのだとか。
干物だけで十分なごちそうになるので、あとは納豆たまごかけご飯やおみそ汁などでシンプルに。
おみそは小田原の老舗味噌蔵《加藤兵太郎商店》の《いいちみそ》と決めていて、スーパーで気軽に買い足せるところも気に入っているそうです。
〈3〉買い物帰りに天然たい焼きを買う
〈4〉花のある暮らしをする
買い物は自転車で好きな店めぐりをするという福子さん。まず一番よく行くスーパーは《ヤオマサ中町店》。
とれたての新鮮な魚や、めずらしい地魚など、とにかくお魚が豊富でレベルが高いとのこと。お魚好きは必見です。
ついつい寄ってしまうのが、たい焼きが人気のお店《新栄堂》。
大きな型で一度にたくさん焼く「養殖」ではなく、職人さんが一丁ずつ丁寧に焼き上げる「天然」たい焼きは、やっぱり焼きたてにかぶりつくのが最高!
そして、福子さんの暮らしでとても素敵なのが、お部屋にかかさず花を飾っているということ。
地元野菜が買える小田原駅地下街の《朝ドレファ~ミ》では、きれいな切り花がお得に購入できるため、いつもチェックしているのだそうです。
〈5〉炙りしめさばは2皿注文
小田原には安くておいしい飲食店が多く、外食のお店選びにも困ることがないといいます。福子さんが仲の良い友達とよく行くのは、居酒屋の《伊炉里(いろり)》。
気さくな雰囲気で、地元の人が集まる人気店。お刺身がぶ厚くて、大好きなあぶりしめさばは2皿注文するのが毎度お決まりなんだとか。
おいしいご飯でおなかがふくれたら、おしゃれな《Bar Carta》でハシゴ酒。やさしい女性マスターのお店なので、お酒にくわしくなくても安心して入れるとのうれしい情報も。
ほろ酔い気分で小田原城のまわりを散歩しながら、るんるんと歩いて帰るのだそうです。
ごきげんな福子さんの休日、いかがでしたか?
体をうごかして、おいしいものを食べて、お城が身近にある城下町ならではの暮らしをとても満喫している福子さん。
車がなくても十分に楽しめる小田原のまちなか暮らし。気になったところはぜひまねしてみてくださいね。
◆お店情報
▶︎早瀬のひもの
住所)小田原市浜町3丁目8-4
▶︎加藤兵太郎商店
住所)小田原市扇町5丁目15-6
営業時間)10:00-18:00
定休日)日曜日・祭日
▶︎ヤオマサ 中町店
住所)小田原市中町1-10-8
営業時間)9:30-20:00
▶︎新栄堂
住所)小田原市中町2丁目9-8
▶︎朝ドレファ~ミ ハルネ店
住所)小田原市栄町1-1-7 小田原地下街「Harune小田原」
営業時間)10:00-20:00
▶︎伊炉里(いろり)
住所)小田原市本町2丁目1-2
▶︎Bar Carta
住所)小田原市栄町1丁目10-6 五万石ビル1F
営業時間)19:00-1:00 (日曜日は0:00まで)
定休日)月曜日+不定休
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