旧三福不動産|小田原市にある不動産&リノベーションの会社

[小田原ごきげん暮らし]東京を抜け出し、人と自然に恵まれた小田原で育む豊かな日常

 
この連載では、旧三福不動産で仲介させていただいたお客さまのその後のごきげんな暮らしをご紹介しています。
 
便利だけどどこか閉塞感のあった東京での暮らしから、小田原へ。オランダ出身のレムコさんと妻の幸美(さちみ)さんご夫婦は、コロナ禍を機により良い住環境、子育て環境を求めて移住してきました。移住6年目、個人としても事業者としても地域と深く関わりこのまちでの暮らしを楽しむおふたりに小田原ライフを聞かせてもらいました。
 

あたたかな輪のなかで育む、家族と新規事業

一歩外に出れば「こんにちは」と声を行き交わせる顔なじみがいて、週末には仲間と家族ぐるみで集まってにぎやかに過ごす。小田原というまちのあたたかなコミュニティに囲まれて、のびのびと暮らすご家族がいます。レムコ・アバーソンさんと望月幸美さん夫婦、長女のヤンネちゃんと長男のボウディくんです。
 
「小田原に来てからは、ビーチで友だちとビールを飲んだり共同で畑仕事をしたり…僕らの暮らしは東京に住んでいた頃とはまったく別物になりました」
 

夫婦でもあり、仕事のうえでもパートナー。インタビュー中も幸美さんが通訳をしたりおふたりで記憶を確認し合ったり、支え合う様子が素敵でした


2015年仕事のため来日したレムコさんと長年グローバル企業で働いてきた幸美さんは、東京で出会い結婚。現在は小田原で暮らしています。それぞれがオランダに関連する企業で会社員としてリモートワークで働きながら、2024年にはオランダのチョコレートを日本に紹介する事業「CHOCOLATE ORANDA(チョコレート オランダ)」を夫婦でスタートしました。取り扱うのは、オランダのメーカー「HEINDE&VERRE(ハインデ&ヴェレ)」のビーン・トゥ・バーチョコレート。遺伝子組み換えでない原材料を使い、添加物や保存料もゼロ、そして何よりもおいしいチョコレートに惚れ込みました。
 

オランダのチョコレート工房での一枚。左はハインデ&ヴェレのJan-Willem氏


旧三福不動産にもファンの多いチョコレートバー。チョコってこんなに味が違うの?!とその風味の豊かさに驚きます


エンドユーザー向けのチョコレートバー(公式オンラインショップで購入できます)のほか業務用チョコレートも販売しています。小田原の事業者の方々と一緒にお仕事をすることも多いそう。
 
「小田原のお店や企業がチョコレートを採用してくれてコラボ商品を作ったり、小田原でチョコレートのマルシェなどのイベントを主催したりしています」と幸美さん。
 
マルシェは幸美さんが声を掛けた、小田原でチョコレートにまつわる商品を販売する10事業者(チョコレート屋さん、焼き菓子屋さん、パン屋さんにクラフトビールメーカーまで!)が一堂に会したもの。小田原でチョコレートに特化したマルシェ
はなかなか珍しく、どのお店も売り切れ続出で人があふれるほどの大にぎわいでした。
幸美さんは元々“人と仲良くするのが面倒で友だちはいらない”と思っていたタイプだそうですが(今では全然そんなふうに見えません!)、事業を通して個人としての付き合いも増え、地元コミュニティと深く関わるように。東京にいた頃とは人付き合いのスタイルまでガラリと変わりました。
 

都心の便利さの裏にあった閉塞感。コロナ禍が背中を押した地方移住

移住する前に暮らしていたのは、東京都文京区の賃貸マンション。夫婦ふたりだった頃は仕事も忙しく都心ライフを楽しんでいました。しかしヤンネちゃんが生まれ成長していくなかで、便利でありながらどこか閉塞感のある環境に徐々に違和感を覚えるように。その頃のことをレムコさんはこう振り返ります。
 
「当時の生活には満足していましたが、今となっては子どもふたりと東京で暮らす想像はできませんね…。僕らはいわゆる都市生活を送っていて、近所の人のこともまったく知らない状態でした。東京の人々はなんだかみんな忙しくて、打ち解けづらく感じたんです」
 

東京時代の一家。都心に住むことも楽しんでいましたが…


またオランダの広い家で生まれ育ったレムコさんにとっては東京の住まいはどこも小さく感じられ、暮らしづらいのもネックでした。そんななか2020年に新型コロナウイルスによるパンデミックが発生。レムコさんは以前からリモートワーク中心でしたが、幸美さんの働き方が毎日の出勤からリモートワークへ変わることに。
 
「レムコはもともと東京に長く住みたいとは思っていなくて、どこか緑のあるとこに引っ越したいとずっと言ってたんです。そこでコロナが大きなきっかけになりました。東京で家を広げようとしてもたかが知れているし、どうせなら自然がある場所へ行こうって」
 
この時期、働き方の変化をきっかけに地方へ移住される方がたくさんいらっしゃいましたが、一家にとってもその後押しとなったのです。
 

最初のお試し移住で即決した、海のそばの運命の住まい

リモートになったものの幸美さんは週に1回程度は東京へ出勤する必要があったことから、“新幹線の止まる場所”という条件で移住先探しがスタート。静岡県三島市や長野県佐久市など他の都市もいくつか候補に上がっていましたが、最初に見に来たのが小田原でした。2泊3日のお試し移住で最終日に内見したのが現在のお住まいです。
 
「元々は現金で買える中古物件を探していたんです。でもこの物件を見たら、きれいで広くて天井が高くて海にも近くて…ふたりともすごく気に入っちゃって。もうここで暮らそう、と即決でした」
 
当初のイメージとはまったく違う条件でしたが、弊社代表・渡邊がご紹介した新築戸建がおふたりにヒット。想定していなかった住宅ローンについてや、万が一今後小田原を離れる場合の再販についてまでも納得のいく説明があり、申し込みから契約、購入へとトントン拍子に進んで移住から6年目(インタビュー時)の現在に至ります。
 

小田原に引っ越してすぐの頃、近所の海岸で


 

多国籍な友人たちと家族ぐるみで楽しむ充実した日々

この6年間でおふたりのライフスタイルはまったく違うものへ変わりました。赤ちゃんだったヤンネちゃんは地元の小学校へ入り、長男のボウディくんも誕生。近所に知り合いのいなかった東京と違い、あちこちに顔なじみがいて気軽に声を掛け合います。特に小田原に暮らす外国人コミュニティでの交流がとても盛んなのだそう。
 
「東京にはたくさんの外国人がいますが、1,2年で日本を離れてしまう人も多くほとんど仕事の付き合いだけでしたね。逆に小田原にいる人たちは日本が好きで定住している人が多いから、みんなこのまちでの生活を心から楽しもうとしている。移住してからのほうがフランスやイギリス、ドイツ、オーストラリア、日本…いろんな国の友人ができましたよ!」とレムコさん。
 
仲間と共同で畑を借りて野菜を育てたり、バーベキューや飲みに出かけたり…家族ぐるみでのお付き合いがしょっちゅうあるそうです。楽しそう!
 

レムコさんの母が日本を訪問された際、小田原の友人たちと一緒に飲みに出かけたそう


小田原の友人ファミリーたちと集まってのバーベキューの様子。30人以上が集まってにぎやか!


 
おふたりの感じる小田原の魅力は、コンパクトな中にいろいろ揃っていることにもあると言います。保育園も近く、海・山・プール・畑など自然と隣り合わせで子どもを健やかに育てられる環境は、広い範囲を行き来していた東京よりもむしろ便利で暮らしやすくなっています。
 
「子どもの成長に合わせていつかまた引っ越す必要が出てくるかもしれないですが、今は離れ難くてまだまだずっとこのまちで暮らしていたいです」
 

次の目標は、地域とつながる新たな拠点と商品づくり

家族でよく遊びに来るという小田原城址公園で


これからも深まっていきそうな一家と小田原の関係。運営する「CHOCOLATE ORANDA」では小田原産の茶葉や柑橘類を使ったオリジナルチョコレートを展開していきたいと考えているそう。さらに工房や倉庫、ポップアップショップを兼ねた、気軽に立ち寄れる拠点を小田原の駅近くに作りたい、というのがこれからのビジョンのひとつです。
 
「家族として暮らすだけでなく夫婦で一緒に取り組める事業を持ったことで、絆が深まったと思っています。これも小田原の環境でなければきっと生まれなかった。これからもこの土地で楽しみながらやっていきたいですね」
 
小田原での暮らしについていきいきと話してくださったおふたり。東京にいた頃には考えられなかった、まちの人たちと深く関わり合う暮らしを心から満喫されています。ご家族がこのまちをこんなに愛してくださっていること、本当に嬉しいです。あたたかな人々と豊かな自然のある小田原の魅力を改めて感じたインタビューでした。


『小田原ごきげん暮らし』では引き続きお客さまと物件、地域とのすてきな出会いと暮らしをご紹介していきます。みなさんのおうち探しにわくわくをプラスするお手伝いができれば嬉しいです。
 
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