この家に初めて出会ったとき、まず感じたのは、外にひらけた余白。お庭的に使えるスペースがあり（それも2箇所も！）、駐車場があり（車種により最大3台）、空が広く抜けている。こんな余白があると、家族の時間が楽しく、豊かになっていきそうな気がするんです。
　

ちょっといびつな敷地のこの物件。ふたつに分かれたお庭的なスペースをそれぞれどう使おうかワクワクしちゃいます。陽当たりのいい南東側は、芝生を敷いたりウッドデッキを作ったりして家族の憩いの場に。駐車場に隣接する北西側は、物置やサイクルハウス（自転車用のテント）を置くのにぴったり。用途が決められていないからこそライフスタイルに合わせて自由に作り込めます。
さらに駐車場は車種や停め方により最大3台停められます。お子さんが小さいうちは親戚やお友だちファミリーを招く機会も多そうだから、敷地内駐車場が助かりますね。
　
そしてお部屋をご紹介する前に、もうひとつの余白、周辺環境についてお伝えしたいんです。このおうちがあるのは、狩川沿い。同じ通りにある2軒隣のマンションの上階から見下ろすとこんなエリアです。
　

対岸には5,000㎡以上の広さを誇る「扇町しらさぎ公園」（徒歩5分、約350m）があって、室内からも土手の緑が一年中見られる、自然を身近に感じられる立地。広い公園で子どもたちと走り回ったな、とか、桜の咲く川沿いの遊歩道をお散歩したな…とか毎日の何気ない景色が、思い出として色濃く残っていきそうな場所です。
　



そしてお待たせしました、お部屋のこと。全室がほぼ真南に向いた居室は陽あたり良好。朝、カーテンを開けるとやわらかな光と川の気配を感じます。
　
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バルコニーの広さもいい“余白”です。しっかり屋根と一部壁もある広いバルコニーだから、家族みんなの大量の洗濯物も干しきれるし、ちょっと雨が振ってきたってへっちゃら。風に当たりながらここで親子でゴロゴロお昼寝したっていい！
　



自由に作り込める庭があって、車を気にせず停められて、外に出れば川と公園。特別なことをしなくても、ちゃんと豊かな時間が流れる環境がそろっています。“子どもも親も毎日をのびのび暮らしたい”…そんな感覚を大切にするご家族に、ぜひ見てほしいおうちです。

［文・寺田］

▼ほぼ同じ敷地面積の中古戸建が国府津エリアにあります。こちらは広いバルコニーが自慢！

第二のリビングは鉄骨架台の空中デッキ