旧三福不動産|小田原市にある不動産&リノベーションの会社

[戸建]住みよさをプラスして、古民家を大切に暮らし継ぐ

 
古民家で暮らしたい、という施主さまの心をとらえた、気持ちよく風が通るこじんまりした一軒家。この家のたたずまいをできるだけそのままの姿で残したい、というご希望を形にしたリノベーションです。
 

リノベーション後

 
1F
 





 
2F
 


 
 

リノベーション前

 




 
 

間取り

Before

After

●主な変更部分
・1、2Fともに大きな間取りの変更はなし
・2Fの和室、1Fのキッチンの床を無垢材へ
・浴室前に脱衣所を増設
 
 
>>もともとこんな物件でした
販売当時、こちらは中古物件ではなく『売地』として広告されていました。ですが…ぼくたちにとって“古い家が建っている売地”は、時にあっと驚くお宝だったりするのです。この物件がまさにそうでした。現地に行ってみるとそこに建っていたのは、昭和37年に建てられた4DKの日本家屋。ほとんど建築当時のまま大切に使われていました。この魅力をわかってくれる人は絶対いるはず!と思い、建物にフォーカスを当てて募集を始めたところ、小田原で古民家を探していた施主さまご夫妻がとても気に入ってくださいました。当初は民泊をしたいと考えていたためもう少し部屋数の多い家を希望されていましたが、この家に出会って、逆に「この家で何ができるか」という方向に切り替えたそう。
 
 
>>こんなオーダーをいただいていました
この建物の持つ趣や和のしつらえをとても気に入られていた施主さま。好きな部分や元の雰囲気を残したまま、不便な部分は改良して暮らしやすくしたい、というご希望だったため、何をどこまで残すかがポイントでした。具体的には、押し入れをなくして部屋を広く使いたい、お風呂場に脱衣所がほしい、お手洗いを変えたい、というリクエストをいただいていました。また、ご自身でも壁塗りをしたいというご希望もいただいていました。
 
 
>>こんなおうちになりました
もとの建物の魅力をめいっぱい活かした、居心地のいい室内になりました。大切にしたのは、おふたりらしい暮らし観。古いものをいつくしみ大事に使うことを楽しめるおふたりならではの、古い部分と新しい部分がバランスよく馴染む空間ができあがりました。間取りの大きな変更はしていませんが、水回り、床、壁を一部新しくしています。当初はシステムバスやシステムキッチンの導入も検討されましたが、最終的には細かな箇所を直すだけに留めました。また、引き戸に木材を足してドアにリメイクするなど、この家にあった古くて良いものをできるだけ残すように工夫をしています。そして、新たに塗った壁のうちテラコッタカラーの部分は、オーナー様がお友だちとDIYされて、ナチュラルで素敵な仕上がりに。DIYにあたり、素材や道具選びのお手伝いや、塗り方のレクチャーなどをさせていただきました。
 
 
>>こんなふうに暮らされています
暮らしながら民泊をしたい、ご友人を招いてお料理やお酒を振る舞いたい、というご希望をさっそく叶えていらっしゃいます。ダイニングキッチンには居酒屋風のカウンターをつくってご友人との晩酌を楽しんでいるそう。いいおうちだなぁ、と毎日思いながら嬉しく暮らしています、とおっしゃっていました。
 
 
>>施主さまより、こんなお声をいただきました
「物件探しからリノベーションまでお付き合いくださって、とてもとても助かりました。古民家って物件を探すのも大変ですし、リノベーション業者を自分たちで1から探すのも一苦労。まさかその両方をやってくださるところが、小田原にあるなんて。内装工事では、こちらが言わなくても上手いこと考えて古き良きを残すように工夫してくださって、こちらの意向をよく理解してくださってたので、もうお任せします!と思いました。完成したら素敵でびっくりしたくらいです。旧三福不動産さんのホームページは何度も拝見しており、雰囲気や感性が自分たちと合うなと分かっていたので、施工も安心してお任せすることができました。」
 
 
元のイメージをそのままに、古民家を大切に暮らし継ぐことを選んだご夫妻。そのご意向にできるだけ添えるよう、古い良さを楽しめる工夫を随所に凝らして「この家らしさ」「おふたりらしさ」を形にしました。おふたりと、この家を訪れるひとたちによって、これからさらにあたたかみの増すおうちになっていきそうです。
 
▼こちらは、古民家をリノベーションしたレストランの事例です。

【店舗】小田原市蓮正寺『Cuore Ricco』(レストラン)