[店舗]ヴィンテージ感漂う、街に開かれたカフェ『MAI CAFE』
※MAI CAFE様は2024年9月をもってご閉店されました。
小田原市本町2丁目、旧三福不動産の事務所のご近所にバインミーやフォーなどカジュアルなベトナム料理が楽しめるカフェ 『MAI CAFE』がオープンしました。お店への入りやすさや居心地の良さなど、お客さまの目線でとことん考えた飲食店店舗工事の事例です。
改装後
改装前
>>もともとこんな物件でした
路面店(通りに面したお店)の物件でした。内装材は白で統一されていたため清潔感があると同時に味気無い印象でしたが、床のビニールシートを剥がしたら表情のあるコンクリート土間が出てきそうだなと思いました。
>>こんなオーダーをいただいていました
モーニングから営業予定のため、お散歩途中などにふらっと気軽に立ち寄れるようなお店づくりがご希望でした。そのため外観については外からでも店内の様子が分かるよう、外に開かれたオープンな雰囲気にしたいというオーダーをいただいていました。カフェの内装についてはあえてベトナム感は出さず、どなたでも入りやすいような居心地の良いカフェのイメージを共有いただいていました。
>>こんなお店になりました
ビンテージ感のある落ち着いた雰囲気のお店になりました。
道路から一歩引いたところに出入り口を設けることで新たに作ったポーチ部分には、施主さまお気に入りの観葉植物やベンチを配置。テイクアウトのお客様が腰かけて使うのはもちろん、ワンちゃん連れの方も来店しやすいよう配慮しました。
ファサードは外からでも中を覗きやすいように間口いっぱいに4枚のガラス戸を用いた全面ガラス張りに。
今ではなかなか手に入らない下半分がグラデーションでかすんでいくデザインの曇りガラスの4枚引戸は、旧三福不動産が今まで扱った別の古民家から引き取ってきたビンテージアイテム。
他にも昭和に作られたガラス戸をポーチのA看板や店内の黒板としてリメイクし活用することで、内装に統一感が生まれると同時に遊び心が感じられる空間になりました。
店内の壁面には中古の足場板を市松模様風に一面貼り込むことで、ラフで味のある雰囲気に。長年建築の現場で使われていたであろう足場板の木目は経年変化が美しく、店内に暖かみをプラスすると同時に個性的な空間に仕上がりました。
>>こんなふうに営業されています
工事をした箇所は全てお気に入りという施主さま。その中でも端材で作った木の壁面や手すりなどがお店のイメージと調和していて気に入られているそう。
店内はソファ席やカウンター席、6人掛けの大テーブルなど様々なヴィンテージ家具をレイアウトすることで、お客さまはみなさんお気に入りの席を見つけてくつろいで過ごされているようでした。
>>店主さまより、こんなお声をいただきました
「お店を作ろうと思い始めた3年前から旧三福さんのホームページを見ていました。オープンのお手伝いをしたお店の実例や地元の情報などが載っており、飲食店の経営が初めてで予算も限られている、センスがない私にピッタリな不動産屋さんでした。(笑)
店舗探しの際は、資金調達の方法や起業の知識についての勉強を勧めてもらったりと、飲食店開業についてのアドバイスもいただきました。開業後も親身にしてくれています。
工事に関しても造作箇所のひとつひとつを、お店の雰囲気と店主の思いを考慮しながら心を込めて作っているのが伝わります。
旧三福さんにお手伝いしていただいて本当に良かったと思います。私にとって旧三福さんは単なる物件探しの不動産屋さんではなく、何でも相談できるお友達?先輩?アドバイザー?的な存在です!!感謝しています。」
※MAI CAFE様は2024年9月をもってご閉店されました。