ここ数年で新しいお店が続々と集まってきた青物町・宮小路エリア。ここに新たな飲食店舗物件が出ました！

青物町商店街の路面にあり、これまでふぐ屋さんや韓国料理屋さんが入っていた和風のたたずまいのお店です。
店内は、間口の面構えからはちょっと想像できないくらい奥に長いうなぎの寝床状。手前がテーブル席とカウンター、中央のオープンな厨房の前を通ると奥に続き間のお座敷がある、というつくりになっています。
内装はきれいに使われているので、イメージが合えば現状の内装を活かした小規模な改装でもいいかもしれません。
※写真のなかの残置物の取り扱いについては貸主さまとご相談になります。

この長い形のお店、もしかしたらこのタイミングで飲食店をつくるにはなかなか向いているんじゃないかな…？と思うんです。
まずは店内を見ていきましょう。

店構えも純和風。左のドアから2階（住居部分・別途）へ上がれます。

店内を入るとまずテーブル席とカウンターのスペースがあって、その奥が厨房。そのさらに奥には座敷があります。客席にも厨房にも窓が。

厨房を入口側から。

厨房を奥側から。グリストラップも設置済みです。

厨房の向かい側には男女別にお手洗いがあります。

お店の1番奥にはお座敷があります。ふたつのお部屋はどちらも板の間です。こちらにも大きな窓があるのです。

お座敷を奥から。引き戸でふたつに仕切れます。写真左手奥に厨房があります。

以前営業していたお店はおそらく全体で最大30席程度は取れていたんじゃないかな、という広さ。
これまでならこの広さはご夫婦や家族だけで営業するには少し広すぎたかもしれません。ただこれからしばらくは飲食店のレイアウトには3密にならないような工夫が求められます。
その観点からすると、この店舗ってけっこう使い勝手がいいかも、というポイントが3つあります。

●客席同士の間隔を空けやすい／レイアウトがしやすい
93㎡という広さもさることながら、奥に長いお店の中央に厨房があるのでそもそも客席スペースが2空間。さらにカウンターがL字だったり座敷はふすまで区切れるようになっていたりと、客席の間隔を広く取りやすい、空間を分けやすい構造になっています。

●各空間に窓があり換気しやすい
こういう細長い形状の建物って両側が建物にはさまれてあまりたくさん窓がないことも多いのですが、ここは現状では南隣が駐車場。そのため客室、厨房ともに窓があって換気がしやすいのです。

●奥の座敷を用途によって使い分けられる
中央に厨房がありお手洗いも厨房の向かいにあるので、奥の座敷を客席とせずに活用することもできそうです。
いずれ間隔を広く空ける必要がなくなったときには、座敷の奥半分はふすまを閉めてパントリーや休憩室のように使ってしまうとか。もしその頃に人気店になっていれば、空間はそのままで席数を増やしてバイトさんを雇う、なんてのも夢があるじゃないですか。
もしくはテイクアウトを中心にするような業態なら、最初から座敷は作業をしたり資材を置く場所にしてしまう、なんて使い方もアリ。

もっと駅に近い場所であれば、間隔を空けて席数を確保するために広い面積の物件を借りる、というのは家賃を考えると難しいかもしれません。
その点、この物件はゆったり間隔を空けると2名程度の人手で営業できる客席数になりつつ、広さの割にはランニングコストを低めに抑えられる、というメリットがあります。そして状況が変わったときにもレイアウトに工夫の余地がある、というのも魅力。

駅からは徒歩15分程度と多少離れていますが、もともと飲食店が多い土地柄だから地元のお客さん以外にもタクシーや徒歩でここまで来て飲んだり食べたりする文化が根づいているエリアです。コロナで今は落ち着いてしまっていますが、人気店も増えてきたところ。ただ家賃が下がるだけじゃない、じわじわアツい場所なのです…！

ここ数年、小田原には熱意があって本当においしいものを提供されるお店が増えてきていました。この状況で今後どうなっていくのかはわからないけれど、夢を持った未来のオーナーシェフさんとまた新たに出会えたらとてもうれしいです。

実はこの物件の2階は住居になっていて、こちらも同時に募集中！（4DK／95.83㎡／家賃8万円）。
もちろん2階の住居と1階の店舗とを一緒に借りることもできるので店舗兼住居として住まうことが可能です。移動もなくなるしスキマ時間に家事ができたりして便利！こちらもぜひご検討くださいませ。

青物町商店街に面した1階。斜向いは「牛たん 満月」さん。

▼同じく青物町にレトロな元床屋さんも！少し小さくなりますが国道1号線に面した角地で視認性もGOOD。

青物町の玄関口にある元理容室のレトロ店舗

▼同じ建物の上の階の住居も同時に募集中！

商店街ど真ん中！店舗（募集中）のうえで暮らしてみる、ってどうでしょう